2023年11月10日金曜日

10月下旬の紅葉狩り 最短ルートの茶臼山高原行き

この日記だと10月下旬にようやく入ったところです。
 青崩峠・R25と続けて雨に降られてそろそろ嫌んなってきた頃にようやく晴れに恵まれた週末
せっかくなので紅葉狩りとすることにしました。
まだ早すぎるこの時期、愛知で紅葉狩りができる所なんてほぼ限られるんですが。

というわけでまずは新しい県道39号を走っている所です。R248から別れた区間のバイパス
南側がなぜかまだ旧39号が優先ですが、道自体は広くなった+歩道分も追加されてすごい走りやすくなりました



今日はSPDシューズを新調
…いや、2年くらい前から買ってはいたのですが、シマノのクリッカーがあまりにも長持ちすぎて。
クリッカーの最後は今年10月に入ってからついにかかとが剥がれ、プラスチック部分はむき出しになり、
ペダルを漕ぐ度アキレス腱辺りの肉を削るようになってしまったので仕方なくの交換です
が、九久平のファミマでクリートの位置が決まらずに四苦八苦していました。


その後の木がいい感じで紅葉していました。もみじじゃないんですが
この辺りは徳川の祖先の松平家の地なのですが、家康公のインパクトが強すぎてまあドマイナー
城も跡しかないし、仕方ない感はあるけどね。


その後はお話したっけ、新R301のお話。
松平橋東交差点からついにバイパスが開通して結構経つんですが、信号が若干変
というのも東西行きが2段の信号になっていまして、
①赤になる ②矢印(←↑→) ③矢印消える ④東側右の矢印だけ点く(←↑→)←??
④がほぼ恩恵を受けている人を見ません、の割に長い。
これちゃんと渋滞解消の役に立っているのかなあ…


その後は県道39号→R153で香嵐渓へ。
10月中の標高120mで紅葉する要素はなし、当然の緑である
それは分かっていたので大丈夫、R153を引き続き登りに行きます。


そんなわけでがんばって標高660mまで登って伊勢神トンネル。
紅葉がなくはないのだけど、目的はココではない
ついでに旧トンネルを見に行くことにします


標高720mあたりまで上るので結構登りです
それでも1kmくらいのお話なので、人気のない空間を求める時は大体こちらまで来ます。


なにか一つ看板が増えているね。


旧伊勢神トンネルです。道路が随分きれいになりました
あと以前よりさらに掃除されてきれいになっていて、全体的に整っています
と思っていたらこの辺りの管理者の方と会いました。
どうもここはラリーで使うため、走りやすくするために整備されたとのこと。
というか件のラリーの大事故っていうのがこの辺りで起きたらしく、
それで舗装までしっかりやり直されたらしいです
で、明かりが消えているのは不具合とのことだったので、今は解消されているのではと思います。


不具合とは言え再び暗くなった伊勢神トンネル。
でも中の舗装が随分良くなっているので、これならラリーカーも大丈夫そうだね。幅ギリだけど


トンネルの東側に出てきました。こちらは左上がちょっと欠けていて、若干の古さを残している
それでも雰囲気あって良いなあ。


あとは旧道の雰囲気、下りながら新伊勢神トンネルの工事風景を覗き見。
大分整備されて道路の全体が見えてきましたね、南東側に歩道か
稲武行きの時は逆走になるなあ。車道で走りますな恐らく


その後は現道へ復帰して下っては登り直して上画像の先っちょの部分へ。
トンネルの概要説明の看板を見たりして連谷町を眺めます


その後は小田木の展望スポットへ。一旦の登る先が見える
下ったり登ったりなR153ですが日差しはやはり秋なら問題にならない、のんびりじっくり登っていきますよ。


水別峠へ到着。獲得標高はもう850m程度
ここを右(東)に上るとタカドヤ湿地があるんですが、今回はスルー。結構登るしね


水別峠の南東側には立派なタイル絵があります。通る時はちょっと気にしてみてね
R153は豊田から殆どが中馬街道で、昔からの塩の道で数多くの人・馬・車が通っています


水別峠まで来たら一旦降りるばかり。ほうらいせん吟醸工房はまた今度ね
稲武の町並みを眺めながら道の駅どんぐりの里いなぶへ到着です。
60km位走ったかな、標高は500mくらいです


さすがに疲れたのでゆっくり休むことにしてうどんを頂きました。ラーメン唐丸が開店前だった
それでも旅でうどんは胃に優しくて大変ありがたく思います。ゆっくり休んだら茶臼山方面へ出発です


紅葉スポットの2、稲武の大井平公園。
ここは冷え込みやすい地形をしているので、そこそこ紅葉していました
色づき始め~まもなく見頃といった感じですかね、桜も遅い地域ですよ。


その後は愛知県道80号をついに登ります
というのも茶臼山は何度も登っているんですが最短ルートのココは初めてなんですよ。
①矢作川を沿おうとして失敗、地蔵峠を経由させられ長野県道46号経由で登るは登った
②矢作川を沿えて長野・愛知県道10号で津具高原経由茶臼山高原道路で登山もする
ささぐれもみじ街道・町道折本線経由とかいう今思えば地獄みたいなルート
④青崩峠経由のR418から長野県道46号裏周り
茶臼山高原道路
非茶臼山高原道路
R151~R257~県道10号~茶臼山高原道路の最長再易ルート
⑧⑦のルート、シングルスピードでも登れる
⑨⑦が便利すぎるので設楽ダム沈没区域を見ながらつぶやき君
⑩同様にささぐれもみじ街道経由でたふさ君
と、ここ6年で茶臼山高原行きは11回目でついに真っ当な道を走る気になったというわけです。
ちなみにラリーで使われるそうです。去年も使われましたね



標高は540mから1100mまで、9km弱で+560mを登ります。平均6.5%位かな?
全体的に同じような感じで登りますが、名古屋市稲武野外観光センター以東が要注意です


そんなわけで走り始めますが、序盤はゆるいかと思ったら早々に6%くらいで登ります
大多賀峠みたいなイメージです。しっかりと登らされる予感しかしない
脇のおうちの紅葉が綺麗でした。


その後も山にこそ入りますが大体6~8%の範囲内で収まる感じですが、3枚めあたりは11%
気温は13度くらい、標高が上がる度少しずつ紅葉が見えやすくなってきます


標高も700mを過ぎると時々紅葉しているという感じに。
前々から思っていましたが、県道80号は特筆するほどではないですがそこそこ紅葉があります
川沿いはややゆるやかだったね。


基本はこんな感じの杉並木。
それにしても傾斜が大体一定だ、時々平らにはなるけどね


いつから上りが始まるのかと警戒しながら4.5kmほど走って標高は792m。
林道と別れたりオオキツネノカミソリというオレンジのヒガンバナ科のお花が咲いているらしい看板を見たり


その後は「教育施設のため立入ご遠慮ください」の看板が見え始める。
6kmほど走った標高850m辺りで名古屋市稲武野外観光センターを通過します
もう県道80号は2/3位走った辺りで通過するんだね。


そして何故かここからがやたら登るぞ県道80号。
傾斜が一気に13~14%になって施設内を登らされます
なんで山じゃなくて人里で登らされるん!
紅葉は結構いい感じでした。良いスポットだ


7km弱の地点である井山川のつづら折り辺りまで来てようやく激坂は大人しくなります
ちなみにその先も歩道が井山川沿いに伸びていて、県道80号の上の方に合流できるそうです
多分だけどこの赤紐辺りかな。


さて県道80号はここから井山川を離れて山道へ、普通に考えるとここからが本番
なんですが、なんか平らだぞ?いやその後また登るけど平らが多い
感覚ちょっとバグってきちゃうね。
4枚目のヘアピンで林道野入月ヶ平線が別れたりしていました


その後は右方面が開けていたのでパシャリ、風車が見えたので面ノ木風力発電所あたりですねあれは


その後は延々と7%前後で登る区間に。
たまに10%になったり平らになるけど大体一定
標高1000mは越えているので、あとは無心で登るだけです


9km弱、標高1110mほどで面ノ木原生林へ到着。
良い高度になりましたが、ここに紅葉はなかったりする
とりあえず設楽町境をまたぎます。


そしてここまで来ればあとは茶臼山高原道路、面の木ICからの合流である
行き先案内に茶臼山が出てくるの、良いね。


車通りは全く無いので平然とICも自転車で走れます。
少し登りますがもうここまで来たらあってないようなもの、トンネルを過ぎたら下りなので。


天狗棚トンネルは角度の問題か、立地の問題か、写真映えするトンネルだなあって思う
通過後は黄色い標識の通り、8%でガッツリ下ります


下り途中で面ノ木園地がありました。
標高まだ1055mで紅葉は期待できるはずだけど紅葉自体がないですね。
原生林だからね、仕方ないね


その後は津具ICまで降りてから登り直し、
1110mまで登って920mまで降りて1260mまで登るのである。
だからこのコースは自転車で来るのは嫌がられるんだって所ですが、最短ルートなんだなコレ
7%をのんびり登りますが、さすがにコレまでの区間が激しかっただけあって消化試合感があります
というか超軽量のセラフ君でテスト兼ねてのんびり登るとここに来ても脚を保持できるっていう話もある。


1015m位まで登ったら少し降りてまた7%。
今日は耐えられるけど、シングルスピードとかで来ると死にかけのひよこみたいな漕ぎしか出来ないよ


この辺りは紅葉はぽつぽつな感じで登っていて、2度めの登りは標高1084mまで。
その後はまたゆる下りです


下りの底は津具高原牧場あたり、景色が開けて高原らしさがようやく出てくる
そしてこの先からが10月下旬の紅葉スポット、茶臼山高原に入ってきます!


牧場入口手前辺りからですが、右側に紅葉が固まっています
10月だとさすがにまだ完全ではないかな?それでも十分良いぞ!


7%が終わった後は坂が終わったわけではなく5%だったり7%だったり平らに近かったりする
それでもこれまでの区間よりは楽にはなるので良いです、景色もたまに開けるよ!


やまなみPで残り2kmの合図。
標高は1148m、まだ100mくらい登るので油断せずに


萩太郎Pで残り1km。ココまで来るとあとは5%傾斜くらいのラストスパートです
紅葉でも見ながらゆっくり走ろうぜ!って感じでめっちゃ撮りながら走っていました。


そんな感じで走っていると標高1222mでレストハウスやはずへの分岐へ到着。
普段ならレストハウスへ流れるのですが本日は紅葉狩りなので引き続き直進します
気温は8度、さすがに寒いよ!ネックウォーマーにジャケット持ってきてよかったねえ。


茶臼山高原道路の最後の区間。ここが紅葉に挟まれていて紅葉スポットの本領発揮
まあココに来て曇っているのはアレなんですが、ひとまず登るだけしますぜ。


こうして岡崎から80~85kmくらいで茶臼山高原道路の起点まで到着しました。
最易のR151~R257~県道10号ルートが100kmちょいになることを考えるとかなり短いルートです
とはいえ獲得標高は1818mまで稼いでいるんだけどね!
Stravaなら2000m超え確実、このコース軽量じゃないと死ぬよ!
ロード乗りたてで膝が弱く獲得標高1500m辺りで音を上げていた頃だと津具IC過ぎたらキャパオーバー、
そりゃ初期は本能で避けますわな。


さて後は一休みにレストハウスやはずへ向かいますが、
せっかくなので紅葉をまた見ようというわけで来た道を下ります


下っているうちに晴れてきました
やはり青空バックはいいものだ。


ゆっくり降りたら分岐に到着。
矢筈池や芹沼池を見ながらのんびり自転車を転がします
標高1200m以上まで来ればどこも紅葉しているし良いね。


レストハウスやはずに到着。売店では秋野菜が売っていました
ご飯は迷いましたがやっぱり茶臼山カレーとなりました。ボリューム多くて良いのです


さて茶臼山高原、別に茶臼山も萩太郎山(リフト側)も紅葉ってさほどなんで行く理由はないのですが、
せっかくなので萩太郎山に歩いて登ることにしました。帰りだけリフト
冬は一応スキー場になるので、そのコースをたどるのが登山道の一つです。
見上げるも見下ろすも良い景色。


登山道と言うかコンクリート舗装されているだけなんですが、それは茶臼山高原道路起点から伸びています
滑走路からアクセス、坂は30度かってくらい急な上りになります。
まあそんな上級者コースないはずなので精々25度か
スキー場なんで平原、後ろの景色がいいなあ。


登りが終わる頃には茶臼山をバックにとても良い景色になります。


リフトに近づく頃にはもう平ら、つまりスキーコースとしてもあの一帯くらいしかマトモに滑れない
まあそもそも滑れる程雪が降るかも怪しい地域なので仕方がないとして、リフトの向こうが芝桜の一帯になります


ハイキング的には美味しい所です。
茶臼山が雲切れの日差しできれいなんじゃあ…おっ?


虹が少しだけ架かっていました。珍しい日で少なくとも自分は初めて見ました
うん、とてもいい!


後ろには南アルプスを見ています
丁度遠山郷とかの方を向いているので、晴れていると赤石岳などが見えるんですよね


頑張って歩いて登って萩太郎山頂上の展望台へやってきました。
1360m位になるので(茶臼山の50m下)、景色はとてもいいぞ!


正面から右回りな感じで一周して撮ったりしています
今日は本当に雲と切れ目の斑がきれいな日だなあ。


ちなみに茶臼山の頂上は木組みの展望台があるので、知っていると見えます
30倍ズームで撮って遊んでいる図。


展望台を降りた広場で一息ついている所です
さて、ひと通り見たら降りましょう


最後にリフト付近から。
虹がいつの間にか消えたかと思ったら、東の方でまた出ていました


帰りのリフト。ずっと正面が茶臼山なのが良いです
この辺りは芝桜が植えられる予定の区間です。右奥の方では実際に植え始めていました


ちなみにリフトは2本あって普段は東側の長いリフトなんですが、今日は左の短い方です
見る感じは大差ないのですが、下が早く降ろされるのでレストハウスへ長く歩く、という感じ
木々が黄色くて秋らしさを感じられますね!


最後に色々と収まった良い画が撮れました
いやあどっちかはリフトに乗るのがやはり良いねえ。


そんなわけで高原道路のちょい南辺りで降ろされましたので紅葉をまた見ながら降りまして、
レストハウスやはずに戻ってきました。
あとは充電しながら高原道路を降りるとしましょうか。


昼過ぎとは言え気温は7度まで落ちました。流石に寒すぎるぜ
備えに備えてウィンドブレーカーまで持ってきたのは正解でした。


さて帰りも良い紅葉日和。撮りながら走っていましたが、途中で携帯の電池が切れました
あれ?と思って何度か充電し直しますが、やはりすぐ切れる
どうもケーブルが安物過ぎて電流が全く足りないようでした。うーん単価安い中華はコレだから
仕方がないのでレストハウスから30kmでとても近い方の東栄町ファミマへ降りてケーブルを調達していました


そんなわけで一気に東栄町中心部まで飛びました
今は気が向いてR473を東に降りている所です。
久しぶりに浦川の様子を見に行きたくなったしね
概ねゆるい下りなんですが、時々登り返したりしていて「R257でいいかな…」って思ったりしていました


そして辿り着きますは愛知県大入川林道開設記念之碑。
久しぶりにやってきましたのは夜の愛知県道429号・静岡県道293号古真立佐久間線です
ただし、静岡県道293号線はこの橋でおしまいです。


とはいえ時間が時間なので、本日は入り口のちょっと見に徹するつもり。
いやあ、暗い通行止めトンネルとかホラーの定番ですなあ


通行止めです。やはり今もバリケードの脇までしっかりチェーンで閉まっている
とはいえ通行止めの理由ががけ崩れに戻っています。以前は路肩決壊でした
崩れが増えたのか、「やっぱ一番やばいの石小屋橋の大決壊だよね」と気づいたのか。
ちなみに、表示板の左に廃小屋があるのに気づきました。収穫もあったし帰ります


えっと、帰れなかった所です。
浦川から東栄方面へ走っていたのですが、県道1号が通行止めのため出馬駅で強制終了をくらいました
駅のすぐ西で損壊していましたがその更に西でもやられているようです。
三遠南信自動車道が出来ると下道は放置されがちになるんですねえ…


今回は50分程度の待ちで済みましたが、飯田線は時刻表こんなのなので平気で2時間とか待つことがあります
しかも今回電波もあるので、これくらいなら輪行してSNSしたり画像編集をしていれば電車が来てくれます。
なんか変な慣れ方をしている気がしますが、まあ大丈夫だよきっと。
そんなわけで滅多に使わない変な駅名の出馬駅で電車に乗って帰ったのでした。
その場その場の都合とは言え、この6年で実際乗車した駅が
豊川三河一宮大海・出馬・下河合・中部天竜・水窪大嵐小和田平岡天竜峡飯田伊那大島と増えました。
割りと思い入れが深い駅が多く、訪問だけなら天竜峡~小和田間も全駅済みです
そろそろ正式に飯田線ユーザーを名乗っても良いんじゃないかと思える今日このごろ。
まあ毎日使う人にはかなわないねってわけでやめといて、今回の旅はおしまいでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿