2023年11月3日金曜日

国道25号線(非名阪区間) ②伊賀ドライブイン~道の駅針T・R・S

南四日市からR25で伊賀ドライブインまで来た所です。
いやあ名阪国道を別れても「おや、需要まだあるぞ?」と思ったらR1に全部行ったのは面白かったですね
まあ車通り完全に0ではないのですが、我が物顔でチャリンコして問題のない区間でした
さて天気は夜に雨降るかどうか、カッパはありますがそんなに楽観視はしないで走っていきます。


一時的にR25を外れていたので合流して引き続き…の前に、すぐそばの道の駅いがへ。
SA/PAみたいな感じで裏口入場、お土産スペースはドライブインより豪華かもしれませんでした
ごはんならドライブイン、軽い休憩やお土産はこっち、って感じかな。
ちなみに対岸の伊賀SAは入り方が割らなかったのでスルー、R25へ戻ります


引き続き大和街道なR25、下り基調でのんびり走ります
柘植川を渡った辺りからゆるい登り直しがあったりもしますが、
そもそもの傾斜が少ない感じでのんびり走れる区間です


伊賀市街に向かうにつれて、すごく平らで傾斜を感じない区間になりました。
R25のアピールは相変わらずひっそりしていて注意標識のポールに貼られたりしている
工場過ぎるとストレートに、伊賀市役所の支所を通った辺りで街って感じになってきます。


その支社近く、新堂駅手前のあたりでなにやら新しい建物が建っていました
10年以上前はパチンコ屋だったのがしばらく更地だったらしい
道の駅とかになると面白そうだなあ。



その後で曲がると再び延々とストレート。
ただ畑だらけの中をまっすぐ走るのみである!


本当にゆるーく降りているらしく、ストレート区間は200mだった標高が160mまで降りている
いつ終わるのかなこの直線、と思いながらも下りでペース早いのを堪能しつつ印代でようやく左折。
これまで10km、標高差ゆるーく-50mである。R25は55kmくらい


曲がってからも田舎道ですが、伊賀市街にどんどん近づいているので街が近づいてくる
服部橋の手前で埋葬場を見つけたりしながら南下していきます。


服部川を過ぎたら本格的に車が多くなって信号待ちしたりしている中、
農人町交差点でR163・伊賀街道とぶつかります
一時的に合流しますが相変わらずシールで小さい国道アピ…R163じゃねえか
二桁国道が下位とかなかなかないと思うんですがそれは。


伊賀市街、さすがに青看はR25が上位か
高い建物はないものの、何をするにも一応は困らない感じがあります。景観規制も入ってる?
ちなみに丸之内交差点を通るので、上野公園のすぐ近くです!


伊賀上野城をR25からはっきり見るのは難しいですが(今思えば丸之内交差点手前あたりか)
学校や白鳳門から覗いたりすることはできます。
忍者テーマパークな感じで外国人ウケ向けですが、面白いは面白いのでオススメです


伊賀上野城を通り過ぎたら西大手交差点でR422とぶつかり、R25はそちらへ向かっていきます
青看がやたら丁寧だな。R25としては59kmくらいです
大和街道はここを直進し南山城村行きなので、長く走っていましたがお別れです


西大手から南に降りると一気に田舎へ逆戻り。というのもこの南西一帯が窪地の田んぼである
それでもここまでは道はしっかりしてくれていました。自転車視点でも走りやすくてありがたいことです


が、それもこの八幡交差点でR422と別れておしまいです。
なにこの市道感は。
ちなみにここからは波多野街道というそうです


ここから南西に伊賀市から奈良方面に南西に降りるのですが、想像以上に一気に細道になりました。
一応住宅街を抜けると道幅は平均1.5車線くらいになるのですが、
前述した窪地の田んぼをもろ抜ける区間になるため、田舎感が半端ないです
こうして非名阪最大の街、伊賀市街はすぐに通り抜けてしまったのである。


大野木橋だけ2車線。
渡るのは木津川、ここから段々名阪国道と近くになり、一緒に山を抜けていく道になっていきます


道は再び狭くなり大野木の集落に入ります。
市道と言われれば納得できる道、県道の幅にはちょっと足りないかな。(2桁国道です)


このあたりは本当に標識に貼られた国道おにぎりが非常に多かったです
いちいち全部撮ってはいませんが、黄色標識は大体の種類コンプリート出来ていたのでは?
合流してくる農道の方がよっぽど2車線で高規格です。


農道と交差したらちょっと山道っぽくなったり。
それでも一瞬だけで、むしろ抜けると2車線になってくれます
七本木という集落に変わっていて相変わらずの田舎道ではありますが、まあまあ。
この辺りでR25は64kmくらいです


一瞬1車線に戻りますが、すぐ2車線に戻ります。
この一帯は道こそ細いものの傾斜はほとんど無く、
車には優しくないが自転車には実はとても優しい道だったりします。


白樫ICへの分岐あたりで登ったりとすこし勾配が増えてきますが、まだゆるいあたり
ちなみにここから23km信号がありません。
そんなラスト信号から坂を下るとその後はカプコンのビルが見えてきました。
上野事業所だそうですが、こんな所にゲーム会社のビル立てて人材は集まるのだろうか


丁度カプコンビルを横切る辺りで集落も終わり、山道再開です。
偶然にも名阪国道のこの辺りのストレートもカプコンストレートなんて呼ばれているとか
黒瀧神社を過ぎたらまた集落に着きますが、すっかり山間の雰囲気です。


このへんからやたら古そうな国道おにぎりが見えだします
治田の集落を抜けたら再び山の中へ。



これはかなり古そうなおにぎりだ。


その後はくいっと曲がって古い橋。その後は新しい橋です


新しい橋ですが、こちらは五月橋と言ってかつてはもっと左(南東)に旧橋がありました。
独特な形をしていたのですが、それよりもR25のかつての代名詞だった錆びきったおにぎりがそこにあり、
旧橋の撤去とともにそのおにぎりも消えてしまったそうです。


とはいえ旧橋は100年も近くなろうかという年代物で道幅も狭かったので致し方なし、
新しい橋を越えてR25は70km、ついに奈良県に入りました。
160kmの内の三重県区間が70kmなのもなかなか長かったですが、奈良県も60kmくらいある
長い奈良の旅の始まりでもあるということです。


奈良県に入ってからのR25は上りに転じ始めます。
最初はまだゆるいんですが明らかに上り基調の雰囲気
標高はいつの間にか145mまで降りていましたが、県境が一旦の底でした


一時的に遅瀬川という川沿いに走る道になります
傾斜は4%くらいで登って曲がる辺り、変な門を見つけます


外からじゃ微妙にカラフルな建物が見えないので、中に入ってみます。
Googlemapではホテル山添になっていますが、
なんか某スペイン風テーマパークのパクリみたいな名前になっていました
これで改装中、大分汚れた感じなので更になにか手を加えるのかな?
まあどう見てもラブホなおもしろ建物は見るだけで満足なのでオッケーです。


R25としては71km、ここで初めて名阪国道をくぐります
そして目の前に立ちはだかる坂道、ここからガッツリ上りの予感です


最初の上りは+40mくらいで済みました。しかし車線減少の予告がある
神波多神社の入り口あたりを標高220mの頂上として少し下ります


中峰山の集落を抜ける辺りで上ってはまた降り、また上り。
そう、この一帯はアップダウンを繰り返して標高を稼ぐ区間なのです
上り始めて2.5kmの標高240mがまた頂上と、とにかく細かく上ります。


青看の案内が名阪国道のIC案内ばかり、これぞ非名阪のR25。
下りはじめにはお宮さんがありました、牛ノ宮というそうです


いい景色だけど遠くに山登りの道が見えるなあ…と思うと予感通り、その登りがR25でして。
今度は春日の集落へ向けて登っていきます


登りながら山添小学校を通過。
飛び出し坊や…お嬢さん?ちょっとリアルすぎて怖いのですが…確かに気づきやすいけど


小学校からちょっと先、標高280mになりましてまたもや一旦の丘の頂上。
ここでまた少しの下りになりますが、10mも下らずに山添村役場近くで分岐を左折します。
信号などない、R25としては74km辺りの出来事なので本当に細かくアップダウンしています


曲がってからは都祁(つげ)山道というそうで、区間が変わったみたいなのんびり登りに変わります
こんな所に高校が、ただし分校でしたがなんだか頑張っている感じでした
ただし道路情報板が見えて怪しい雰囲気。


農免道路と分岐しました。
広域ってほどでもない農道という認識ですが、実際は税金の還元目的だとかでちょっとややこしい
一時的に登りますがすぐ坂はゆるくなります


その後もゆるく登る、と思ったら急にUターンが現れました
大抵の坂道の入り口の一つとして、同じパターンが県道35号のすがもり奥でありました
脇のお花が綺麗ですねえ。


急カーブなので標識で注意されていました
そして予想通り、ここからまた登りの始まりです。
今度は菅生の集落を見ながら山登り。


上り途中に大井戸の杉を通りました。
撮影してみますが、なるほど確かに大木だ、0.5倍でも反対側から撮りきれない
まあ道自体がそんな広くないから引きで撮りにくいよって説に反論できない国道なんですが。


にゃーん。
5倍ズームでしばらく見ていたらこっちを向いてくれました。君結構イケにゃんこじゃないかい
これくらいの距離だと野良でも警戒しないで向き合ってくれ…いや、普通に警戒の目だねそれ?


お猫ちゃんを眺めながら登り続けて、菅生の集落を抜ける寸前くらいで一旦の頂上。
1.2kmくらいで+70mなので平均6%、それにしても細かく登ります本当に
しかしこれが2桁国道の青看案内とは…


ここからはまた少し下って登り直します。相変わらずの山道
この辺が心理的には一番しんどかったですかねえ、登りの終りが見えなくて。


名阪国道をまたくぐりますが、またもや登り。
そんな田舎道で変わった郵便局がありました。赤いね!
豊原郵便局というんですが、さっきまでずっと山と集落だったせいで急に現れて面白い気分になれます


一旦の頂上で三ヶ谷の集落の中心部あたりに。標高は422m、青看が相変わらず小さい
道が細かったりするのはもう突っ込んでいません。
そして、また少し下って登り直すのも繰り返しなのでそろそろ言うのをやめます


R25はまっすぐですが、助命という地名が気になる
と思ったら「ぜみょう」という読みだそうで、別に人助けをする村というわけではなさそう
その後はまだまだ登って神野口ICへ、この辺りで80km、標高は435mまで登ってきました
ちなみに4枚目がやたら寄り構図なのは背後でバイクが事故っていたからです。
とはいえバイクは故障でハンドル外れで知人さんかな?が名阪国道外まで送ってもらった構図で、
後で機動隊がバイクを運んできてくれていました。珍しい図でしたが配慮のため画像無し。
そもそもドリンク交換休憩をしたかった所で事故現場とかち合ったわけですが。補充して出発します


登りは落ち着くどころか本格的になってきます。
激坂ってほどにきつくないのだけは幸い
今回のピークは500m先の472mくらいです。



ここから先はかなりなだらかになる切幡の集落。
人は少ないようで老人ホーム2号館が出来ていて繁盛していたりとなんかその、うん。
その先の交差点でR25は右折します。直進が旧道なんだろうなと分かる線形ですが
このへんが全体の半分くらいですかねえ


その後は再び登りながら旧道との合流。標識が変に丁寧です
賑やかな名阪国道に再び接近してきます。


R25単体としては83kmくらいの地点が一帯の最高標高でした。
517mと出ていますが標識通りの510mでいいんではないかと思います
いやあ、思ったよりも長く登りました。まさに小さな丘超えの道を無理やり接合しまくった感じ
R419の小原トンネル行きの拡大版みたいでした。


ここさえ越えれば後は下り基調。もちろん登り直しも多いですが
降り始めて少しで奈良市に入りました。いきなり観音像があって古都の雰囲気を感じる
正直「ココ一帯山添村と天理市で分けたほうが良いんじゃ?」と思える区間ですが、県庁所在地のあの奈良市です


名阪国道をまたくぐったら奈良県道127号でまた一時停止。
すっかり慣れたがこの県道より下位の2桁国道っていうのほんとアカンと思う
その後は小倉ICを通過。


その先は工事で片側交互通行。…ずっと離合は困難ですれ違い通行だったと思うのだけど
小倉の集落はやや登り、4枚目の青看が小さすぎて面白い。


その後は加太ほどではないですが砂の多い登り。
工場の標高500mまで登り直しましたら、再び名阪国道と並走します。


葉っぱに隠れた国道おにぎりを見たりしながら走ると道の駅針T・R・Sへの分岐に。
さすがにずっと山の中を走っていて疲れたので、休憩しに向かいます


R25として88kmくらい、道の駅針T・R・Sに着きました。
当然名阪国道のSAとして機能しているため、車両の数が半端ない
ご飯もそこそこ期待して良いはず!食べに向かいます


焼肉屋さんやたまごのお店がありましたが、ひとまず売店を通ってフードコートへ。
売店はザ・奈良って感じでこれはこれで新鮮だったのでお土産を少し買ったりなど
ごはんは大和肉鶏の親子丼にしました。
ここまで来たら山区間は終盤だからね、しっかりそこそこで食べていこうね
ここで一休みしたらあとは天理のピークまで行けば下り、そして大阪へ向かうのみ!
ちなみに奈良市に入った辺りから雨がポツリとし始めています…




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