2022年3月10日木曜日

部品交換ついでに、自転車紹介②セラフ君

ここでは一度も出てきていませんが、ちゃんと変速機付きの自転車はあります
中華カーボンのセラフ君です。

先日カーボンハンドルがそろそろ交換時かなと思って、
ついでに色々いじったので追って話をしていきます

●セラフ君 共通

 

  • 2020年1月に初めて自分で組んだ自転車
  • フル中華カーボンフレーム
  • カーボンブルホーン +バーエンドにカーボンレバー+サムシフター
  •  前後210gの軽量リムブレーキ
  • アルテグラクランク+フロントシングル40t
    +SRAM GX Eagle※KCNCビッグプーリー仕様
  • ELITAシートポスト+カーボンサドル 
  • ■-Linkもどきの金色竹風ケーブル
  • SPDペダル 

だいたい中華ですが、安く軽くで組み上げています
ブルホーンにスラノのGテグラというシクロクロスでもやらない構成が特徴です
この構成が一番軽く段数多くできるじゃんよ。

●セラフ君 山担ぎ仕様

 
  • アルミホイール(1290g,Kinlin XR200+Novatec 482SB-SL)
  • スプロケ9-46t(e*thirteen TRS+)
  • コンチネンタルGP4シーズン+コンチネンタルスーパーソニックチューブ
最初の仕様。
コンセプトとしては青崩峠を越えるための最適を目指した結果で、
担いでも苦にならない徹底的な軽さ、且つどんな坂も登れるギア比を求めました
タイヤが4シーズンなのは耐久性(物理)のためです。木の枝で裂けないようにした
結果ヒルクラ特化の構成になっており、おかげでエンジョイ勢でも暗峠登れました
ただしあまりにも慣性がないし剛性感も少ないので長距離はマジで向いていません。
23万円で作ったペダル込み総重量6.7kg未満の自転車ですから当然でしょう
ただしバランス悪いなりにどんな道でも担げば適正があるので楽しいものです。

●セラフ君 舗道仕様
  • 50mmカーボンホイール、チューブレス+スポーク穴なし
  • ハッチンソン パフォーマンス FUSION5+シーラントでチューブレス
  •  11-34t軽量スプロケ
打って変わって平地を走る仕様。ギア比低めになっているので坂もそこそこ登れる
重量は実はそんなに変わらない。軽量スプロケ+チューブレス万歳
巡航速度は多分山担ぎ仕様より5km/h速い。
ただしブレーキ力6割引きかってくらい効かないので12%以上傾斜のある道は走れない
楽しい仕様だけど持て余し気味です。
 

そんなセラフ君のハンドル周りを交換します。
具体的には劣化したカーボンハンドル+カーボンレバーを一式換えて、
ついでにつぶやき君で実績のある補助レバー+バーエンドサムシフターに切替えます

や、実はサムシフター22.2mm用だったのを無理矢理23.2mmに合わせて削っていて、
2年も使えればもう満足なんですよ。
内側養生していたので無事でしたが、もう普通にします

というわけで外した姿。金のアウターケーブルは組み直しが面倒なので再利用します

交換対象のハンドル周りとブレーキ。
旧ブレーキはJuly21というブレーキで、
dixnaのバンテージブレーキやワンバイエスやFOURIERSのOEMブレーキと同品です
でも\13kと他より半額だったので採用しました。nice Bike24
swissstopシューのおかげでブレーキ力は申し分ありませんでしたが、
シングルピボットで若干左右ブレするのとワイヤー留めがヤグかったのはCONS
でもまあ、機会があればまた使いたいくらいには効率の良いブレーキでした。
レバーはプロファイルデザインで、セット104gはバーエンドではかなり軽量でした

交換するのは最近話題?のeeブレーキっぽい何かです。中華です
ペア2万切っていたらとりあえずお試しでも使ってみるじゃん?

体重測定、普通に前後10gずつ重いです。見た目だけだこれ!
まあブレーキで軽量化ってあまりする気がなかったので、july21と同程度で黒ならOK
変なおまけも付いていました。ドロハンの下方に付けるグリップですね

ハンドル仮付け。前述通り補助ブレーキ+バーエンドサムシフターです
カーボンハンドル155g、補助ブレーキはペア88g。
サムシフターはmicroshiftのBS-SR-M12というSRAMのMTB互換12速サムシフター。
右にミラーを付けるため左ハンドルへ移動。
このシフターはネジを緩めるとモード切り替えが出来、変速方式を換えられます
インデックス(カチカチ1速ずつ)、フリクション(無段で一気に換えられる)方式。

ブレーキも付けました。いつも変なブレーキ使ってんなこいつ
いや妻の通勤用車のブレーキは105を付けてあげてますよ…
ちなみに付属の取り付け金具は深さ不足だったのでjuly21の物を流用しています


ケーブル留めは本体側に溝が通してあり、金具はなんの工夫もない真っ平ら。
ネジは全体的にT25のトルクスレンチで統一してあります
自転車工具では馴染みがないものの、ラチェットレンチで見つけたのでラッキー。

仮配線が終わったらシフターも変更に伴いワイヤー換えるので調整します。
ブレーキ&シフトのケーブル交換はなるべく同タイミングでね!
GXイーグルのシフト調整はチェーン交換よりはよっぽど楽です。
MTB用はシビアだぜ…緩いと9tに入らず、キツイと46tに入れた途端プーリー損壊だ
e*thirteenのスプロケはそんなに気難しくはないです。
留めネジが脆い点以外は340g未満の軽量でギアレシオ511%の坂の主力です

ブレーキケーブル調整が一番手間取りました。
ブレーキアウターの長さにeeブレーキ本体の左右傾きが依存するとかやめて
…と思いましたが、後日そんなに依存しないことが判明しました。
変に引っ張っていなければOK
ブレーキ唯一の調整ネジはこの本体左右の傾き調整でしたのでまだ怪しいですが。
というわけで、コツを掴めたらまっすぐに向けて長さ調整を効かせられました。
リアが調整甘いけど…まあいいや!

なんだかんだでシフト休1日がつぶれてしまいました。主因はブレーキ調整
まあ、おかげで走れそうな感じには仕上がりましたので久しぶりに走ってきます


翌日、通勤に使いましたがハンドル高かった。なんで斜め上に傾いとるねん
下呂行った時の写真見たらほぼ地面と平行だったじゃんかよという訳で直しました
ハンドル斜めってると手首に負担がかかるんだよね。
ちなみにeeブレーキに関してはストッピング強!の感想です。
swissstopを使ったせいだとも思うけど、悪評立ててる人シマノシュー使ってない?
確かにシューによっては引きずるとは思ったけど、握りが強くて相殺される感じでした

KCNCのビッグプーリーの恩恵は相変わらず感じられません。ちょっと軽いだけ
地味にナローワイドになっていてチェーン落ちしないからいいかという感じ
アルテクランクはさすがシマノのお仕事といった感じで不満は一切ありません。
ペダルは山歩きするのでSPDで、XPEDOというメーカーです

バーテープは光で変色するものにしました。左に光が当たっています
夜のアピールに良いのではと思っていましたが、そこずっと握る所じゃん!しまった。
ちなみにバーエンドミラーは明らかにドロハン用かつ造りが脆すぎて役立たずでした
ブレーキレバーは油が足りないのか引くと鳴いたので注油して黙ってもらいました

サドルはパワーサドルもどきのカーボンレール。
リアライトはオートライトですがいま充電中。フロントはレックマウントでガシロンです

こんな感じで主に山担ぎ仕様で使っていくつもりです。
やはり軽量アルミホイールにMTBギアで総重量6kg台と腕の脇に担げる軽さを持ちながら、
中華ゆえに枝や石で傷ついても別にいいやと諦められる手軽さは他にない強みです
候補としては廃道とか過去の高難度県道の再訪とかかな。
そんな感じでたまに使っていこうと思います



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