2023年11月20日月曜日

中華そる君組み立て② 雨用MTB風シングル 組み立ての巻

 さて、実際はフレームが来てから動き始めていてパーツは数点届いていないのですが、作業していきます。
2万弱で買った鉄フレームの中華そる君です。


ただこちら各所が打ったり何だで削れまくっていまして。
リアにBB周り、シートステーやハンドル周りまであらゆる所が塗装が削れてしまっていました。
さすがに雨用なのに剥がれっぱなしはちょっとね、というわけで軽くスプレーします


そんなわけでまずはフレームの簡易塗装から作業が始まります。
後にもう少しマスキング範囲を広げ、屋外へ出して100均スプレーで軽くプシュッと吹いてきました。


フォークは無事。なんでだろね
先に防水コートだけ3重くらいに吹いておきます。


フレームも修復した後DDR用の扇風機で乾燥、
その後はそれなり上手く濡れていたのでフォークと同じく3重コートを施しました。
まあコーティング剤も\1500くらいの安い子なんで、どこまで効くかは不明ですが…まあしないよりはマシ!


塗装後はまあ黒く濡れたかなって感じにはなりました。筆塗りよりはマシになっている程度
まあ錆の原因にならなければいいので、これでいいです。


お次はホイール。2万くらいのアルミ29er、17mm高、内幅26mm、135mmQRディスク
前回の通りチューブド構成、安物通勤にチューブレスなんて真似はやれません
一応毎回フレは確認していますが、中華は機械組なんでやはりブレないですね。


前述の一本800gのHAKUBA TIRE。ペア\4000の35c(≒1.4インチ)、チューブとほぼ同額で笑う
思いっきしシティタイヤで空気圧がまさかのMAX3.5BAR、おお25cロードの半分か
タイヤは固くなく柔らかくもないつけ心地で、前後付け終わりました。
腕力が相変わらずない人間なのでタイヤレバーは使った気がします


その後はディスク装着。前後160mm
どうも6ボルトの正しい取り付けは3本三角に(画像1枚目)→残りの3本三角に取り付けるらしい
ディスクの歪みはたふさ君で散々面倒さを実感しているため、セオリー通りにやっておきます。
これでこの自転車一番の力仕事は完成。


こちらは各パーツにコーティング剤をぶっかけている図。
あちこち倒れたりするので、こんな場所でやらないほうが良いねって教訓を得ています


さて一通り下塗りが終わったら組立作業を初めていきましょう。
まずはフレームとフォークを固定するところからです


ヘッドパーツは付属していない場合はどこかに内径の表記があるので割りかし探すのは難しくないです。
今回は「ヘッドチューブ:34mm*120mm」の表記があったので34mm内径と推測して買ってきました
1500円くらいだったかな、フレームの青に合わせてフレームに付けるパーツは基本青です
グリスを薄く塗り塗り。


あとはクランプで片方づつ取り付け。
最初ズレて着くので、柔らかめのハンマーで叩いて調整を試み、叩きすぎて外れちゃったりを繰り返す
まっすぐで上手くハマったら本締め。
ちょっとゆるい気もするけどまあ良いか。


続いてスペーサーとステム。ステムは\2000くらい、スペーサーは\350くらい
中華は小物が相変わらず安いので積極的に買っていきたい。


これは普通に着けるだけ。フォークよりステムが5mmくらい高くなるようにしとく位か
とりあえず今はフォークが固定できればOKなので仮締め。


続いてフレーム関連、チェーン保護を付けておきます。シート170円くらいから一つ剥がし
とはいえこのシールは単に付けただけではシワが寄ったりすぐ剥がれるので加熱必須。
本当はドライヤーがベターなんですが自分ははんだ付け用のエアーガンでやっちゃってます
400度まで上げられて明らかにオーバースペックなのでちまちま離しながら。


あとは付属品のディレイラーハンガー(つぶやき君の時みたいな加工不良はなし)を付けておいて、
ハンドルも付けておいたら一旦OK。ハンドルは\1,500もあれば買えるね


そしてホイールを付けて自立させよう…としたら左のリアエンドが入らん
どうもフレーム側が加工不良だったので、ヤスリでゴシゴシと削っていました。
結果キツめに入る程度の所で完成


そして油圧ディスクブレーキを付けて行きましょう。\5000くらいのやつね
実はたふさ君で2度取り付け作業したことがありますので結構慣れたもんです
ホースの長さ決めだけが毎度慎重に慎重を期してしまいますが…
決まってしまえば楽、というわけでさっくりカットしてオリーブと先端入れ、ブレーキにネジ締め!


後はブリーディング、今回は今までのノリでカップ状の物に付けるアダプタを探していたんだけどない
と思ったら注射器タイプのほうが適合しました。グラグラしないようにやんないとね


というわけでブリーディングをしてみたら、ブレーキを引くとめっちゃオイルが「ピューッ!」って出てくる
こりゃ普通の器でやったら大惨事だわな。
というわけでこれをもう片側でも繰り返して、ブレーキの準備完了。
位置決めはもちろん後です


ディスクブレーキの初期位置決めだけさっさとやってしまいました
ブリーディングがかなりしっかり出来たのでレバーがめちゃ固く、
レバーを強く引きながらボルト固定するだけでちょうどいい位置になりました。


あとワイヤー保護も。
こういうのは思い立った時にやんないと忘れたままになってしまう


こうしてスタンド付きなら自立できるようになりました。
自転車っぽくなってきたな
\2000位のシートポストと\1200位のサドルも付けてそれっぽくしておきましょう


その後はBB…ですが、ネジの精度が低すぎて左がなめた
まあしゃあない。着けばよしである
あとはBB含めても\5500くらいのクランクと\3500くらいのシングルコグ+テンショナーを付けていきます


あとは\2000くらいのミラーとか\600くらいのベルとか\270の反射板も付けておいて。
実はシートクランプとヘッドパーツ工具(スターファングルナット用は初)待ちなので不格好だけど仮完成に
これでもう、大体の姿はわかったんじゃないかな!


この状態で9.565kg、残りが460g程度だったので大体10kgで済みそうだということがここで分かっています
9万の油圧ディスクブレーキで10kg、仮に変速入れたとしても11kg弱なら普通にありじゃね?
って思いながらパーツを待っていきます。


その後は\560のクランプが来まして、\3500位のチェーンも装着。
かなりいい感じのチェーン張りになったので、テンショナーが逆に取り付けにくいという事態に
それでも一応付けておくことにしました。抵抗感凄いが…


残りちょっと。
ここでチェーンカットした分が確定し、ペダル抜きは9.98kgになることが確定しました
ここから更にバーテープが余るので、それ未満になります
いい感じじゃん!


重量も確定したので、\400のバーテープと付属品全部つけちゃいました。
1個\2300の雨よけとか鍵とか\3500のペダルとか\2200のスタンドとかも
そしてブレーキ位置も調整して、ヘッドパーツ以外完成、完全自立もしました!


そしてしばらくは余ったヘッドパーツでテストライドをしていましたが、
\1000なのにフレームから2週間遅れくらいでようやく取り付け道具が届いたので装着。
スターファングルナットはハンマーでガン!ガン!とフォーク内に叩き込んでいくのですが、
治具がないと当然ズレ放題になる
というわけで、この青いやつが直進性を担保してくれるわけです。
おかげで上手く入ったかと思います、これにて完成!


というわけで出来ました!雨通勤号の中華そる君です
ブレーキとホイールが地味にメーカー揃っているので若干メーカー品っぽくなっているのがミソです
いやあ、この仕様やっぱり走りやすいよ!
平地は特にホイールの慣性で長く走れるし、35cと鉄フレームでサス無くても路面の反発はとてもマイルド
ダートも普通に入り込んでいけます。


そして通勤用なのでシングルでやはり問題なし。
坂が辛くなるかと思ったらさほどだったのでこのままの運用で確定です。
なにより掃除がしやすいしね!
というわけで長旅に使うことはありませんが、自転車が1台増えたよというお話でした。

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