2023年11月6日月曜日

国道25号線(非名阪区間) ③道の駅針T・R・S~天理市街~大阪府へ

 非名阪のR25を四日市からサイクリング、88km位の道の駅針T・R・Sにやってきました
いやあ久しぶりの人出と言った感じ、伊賀市街から南西が0ではないがあまりに田舎も田舎だった
標高も460mなんですが獲得標高は880m以上、アップダウンが多かった証である
しかしここまで来れば針、福住集落を過ぎるとあとは一気に下れる見込み、
天気は残念ながら下り坂ですが行きたいところは行っておきます。


一休みしたらまずはR25に戻って都祁山道を走りますが、用があるのでR369へ向かいます。
このあたりが街道の中心らしく、都祁〇〇町という地名がやたら出てくる
一旦針インター北の信号…信号久しぶりだな、23kmぶりか!を左(南)です


そうして名阪国道手前まで登ったところにあるのが、旧針ICです。


昔はこんな感じの形のICだったそうです。
注目すべきはRがめっちゃキツイほうが合流する側、加速車線が異常に短いしこんなん合流無理だろ。
実際ICで合流渋滞なんてことがちょくちょくあったそうです、そりゃ作り直しますわな。
ちなみに南東側は完全に現道と一体化して消滅していました。


2人乗り禁止とかいう懐かしい標識がありました。
看板の文字はかなりかすれているように見えるので、後々2枚め群は消えるかも


それではICに入っていきます。名古屋行きの標示はいろいろ剥がれすぎて緑白逆転してしまっている
黄色標識の裏にもう一つ標識があったらしいんですが、全く見えませんでした。


一曲がりするとすぐ分岐に着きました
右奥はすぐに行き止まり。左が合流側ですが、青標識殆剥がれちゃっているね。


右の様子はすぐ見えたので左側へ向かいますが、藪が凄いのでたふさ君はここまで
高速ICに入り込んだ自転車の図。棘だらけで非常に進みにくい


そして最後に開けて現名阪国道へ。本日初めて本線を見ることが出来ました。こんな形で良いのか
というか本当に加速車線ないのな!
ココまで来られれば満足なので、引き返します


帰ってくるとR369への合流の青看がちゃんとありました。これがここで一番状態良い
設置が建設省ではなく国土交通省なので、置かれたのも新しいんでしょうかね
これにて旧針インターの見学はおしまい。
短いですが自専道の廃道なんてそうそう聞かないので、来てよかったです。


その後はR25へ戻ります。
なんで廃道の青看より現道の青看の方がボロいんですかねえ。


なんで下手な市道より2桁国道のほうが道細いんですかね?
いやもう慣れたとは思っていたけどこれは伊賀の大内集落以上の細さだな。


春日神社を通ったのでパシャリ。
この横切る道、脇道じゃないです。国道25号線です。


県道との分岐で道が広くなります。
道幅はどっちもどっちな感じでしたので、そんなマークのサイズ差はしなくても良さそうだったかな。


田んぼに出ると広くなり、集落に入ると狭くなる、傾斜は若干の上り。
そんな感じで一本松ICを通過、左に右にクランクして通過しました


くぐった後に変わった形の建物が。1F部分殆ど無いけど耐震どうなんそれ
この道を左(南西)にまたいだ先が大和高原ボスコヴィラの敷地なんですが、関連というわけでもなさそう
レストランと言うよりはプチホテルな感じだけど、やっているのだろうか?


その後はゆるく下りながら名阪国道を再びくぐり、天理市に入ります
天理と言えば…天理スタミナラーメン!明日食べよう
ここからが奈良県R25の中でも長ーい天理市区間の始まりです。


本当に古いおにぎりが多いR25。しかしここは改良工事が施されて久々に快適な広さ
まあ途中かけみたいでまだ元の幅の区間があるのですが。
ちなみに登り直しですが、そんなに気になりません


標識の古さがやばい。
奈良県境のR25のおにぎりこそ撤去されましたが、探すとあるなあ歴史モノな標識。


その後は復元氷室がありました。奥に製氷のためか池があるそうな
かつては当然冷蔵庫がないので氷が貴重っていう時代ははるか昔から19世紀辺りまで長く変わらず
標高480mくらいならまあまあ凍ると思いますので、製氷していたというのは普通に考えられます
と思いながら読んでみると日本書紀に記述されていたクラスの古代氷室だそうで、さすが奈良。


その後は福住の集落、すっかり慣れたR25を登りながら通る集落シリーズも終盤です
福住の交番はやたら民家っぽくて面白い(というか再利用?)と、歴史を感じる体育館。
中学校らしいが校庭と思わしき空間に色々機械が置かれているけど、ちゃんと生徒いるのかな。


いらぬ心配は程々にして、のんびり田舎道を登ります。
福住ICに付いたら名阪国道をくぐるのもこれが最後、地味に都祁山道ともお別れしました


福住ICを過ぎたら集落も終わりかけ。
おにぎりの下には福住の標示がありましたが下には上入田と思わしき跡が
工場との分岐を過ぎるとまた山道になります。


注意標示のキャラクターが鹿で奈良だなあって感じながらゆるやかに登って標高はまた512mに。
このあたりは本当に西高東低の丘だらけで凸凹な高原地形でしたね。
R25としては97kmほどのこの地点から、一気に下りに入ります。


一気に下ります。
天気は小雨なのでディスクロードの本領発揮である
標高400mあたりで最後の高原集落…なんて読むの?
苣原(ちしゃわら)町と読むらしいです。下りなので一瞬で通り過ぎてしまいました


そしてディスクロード、大変ブレーキ力があって頼もしいんですが思わぬ欠点が。
タイヤのグリップ力が間に合っておらず、ロックしやすい問題です
本降りになりだした頃で普通に急下りでスリップしかけてビビったで。予感していたので戻せたけど
電動制御でABS搭載されたら喜べるかもしれない。一瞬だけそう思いました
それはともかく雨なのでカッパを着て降り始めました。旧道のガードレールが遺っていたね


この辺りでR25としては100km。
順調に下っているとレイクパークあたりから一時的に平らになってきます
天理ダム湖の一帯に入ってくるのですが、国道何号線だココ。スレ過ぎである
ちなみにあの青い橋は奈良県道247号線なので通らないです。


その後は天理ダムを渡っていきます。
駐車場はダム南西側の公園向かい側にあるらしいので車で訪れる際はそちらで
自転車は普通に車が居ない時間帯を狙って撮ればオッケーです。


この後はダム下流特有の一気に下り
つづら折りを曲がっている時にダムが見られました。


引き続き一気に下り。上滝本の集落に入る頃には標高200mを割っています
瀧元の集落に入ってからは変わった標識だなと思ったら旧道との分岐でしたが元分岐はもっと手前
ちなみに坂は下り一偏ではなくなり、登ったりします
ただ最高標高の倍近い獲得標高を稼いたアップダウンの後でいまさらなので、大した悪感情はないです。


その後は内馬場の集落に入ると同時に天理トンネルに。
あれ、もしかして陸橋や名阪国道くぐりを除くと、加太の金場トンネルから76kmぶり…?


トンネルを抜けるとそこは天理市街が奥に見えるようになりました。
道の駅があるそうなので寄ってみます


107kmほどにありました、道の駅なら歴史芸術文化村。標高はもはや90mまで降りました
しかし、でかいな?


内訳としては展示等や文化村、体験棟やホテルと殆ど和文化博物館みたいなスタイルでしたが、
お土産売り場も面積に比しては小規模ながら結構まんべんなく揃えてきていて、
吉野杉の日本酒(いわゆる樽酒。杉箱に直に酒が注がれている)とか車で来たら買いたい物が多かったです
そこ撮れてないけど。


それと面白かったのが結構大きなサイクルステーションがあったことです。
レンタサイクルにメンテナンスのスペース、シャワー室まであって力が入っています
利用受付は情報発信等の観光案内所だそうです。シャワー室は300円だとか
ちなみに天気はパラパラ降りになったので、ここでカッパはまた脱ぎました。


道の駅なら歴史芸術文化村を出たら、あとは軽く下るだけで長かった山区間はおしまい!
R1との別れから実に80km弱、途中伊賀の市街を挟みましたが、それでも久しぶりの街です
ここからも非名阪ではあるのですが、実質的には普通の国道25号、もっと言うと非西名阪。
もうココから傾斜は殆ど無くなり、勾田町の信号まで西に進んだら右(北)へ。


すっかり街になりました。
コンビニも当たり前に見るようになったので、ライフラインに関するあれこれの心配は不要です
川原城町の交差点で左に曲がっていきますが、青看標示の右(東)が見覚えのある針です
右行きはこれ旧R25でして、天理トンネルが完成する1985年まではこちらを通っていたそうです。
というか天理ダムの完成も同時期でトンネル含めて杣之内町~苣原町の現道が整備されているので、
普通にダム補償の絡みで南にR25はこうしてズレているんですね。


天理駅手前で市街になりかけたあたりで西に曲がって田舎道を走っている所です。
ついに大阪までの距離が見えてきました。44kmか…
このあたりになると非名阪だろうと立派な国道、車通りが結構多い中をまっすぐ西に走ります。


113kmあたりの地点でR24と合流します。右(北)へ
角にカービィが置いてあって可愛らしい


R24/25になりますが、このへんはまだ田舎道です
さっきまでのR25と雰囲気変わらず。


というのもこの区間はR24もR25と同じようにE24京奈和自動車道の旧道のようなもの
そんな高規格幹線道路の一般道とT字合流したら、R25が巻き添えで高規格になります


亀山のバイパス手前ぶりの片側2車線です。
若干の雨だったのが高架でしのげていましたが、先で途切れてしまいます
ただしその辺りでやっと天理市から離れ、大和郡山市に入ります


117km辺りで再び西に向かうために左折します
以前は左折レーンがあったようですが先程の高架を延伸する工事なんでしょう、その影響でなくなっています
R25単体になる途端に不安になる古さの標識になるのやめようね。




ちなみに、この北東側にマンガ喫茶からゲーセンに業態を変えたっぽいBOOK245があります
かつてわざわざDDR4th+をやりにR308を完走した寄り道とかいう今思えばヤバいルートですが、
これで平城京区間の北半分ほどの記憶が繋がった形になります。


今回はR25を西に。
当時は得体が知れなかったR25、山は当時の予想以上のカオスでしたがもう平和かな
斑鳩町という文字が見えてきて「なんかカッケエ!」ってちょっと胸が躍ります
傾斜は若干の下りな気がしました。


本当に斑鳩町に入りました。斑鳩ですよ斑鳩
しかも今度は法隆寺が見えてきました。というかここの地名、斑鳩町法隆寺です
ずるいでしょこの一帯の地名の格好良さ。


123kmあたり、ついに法隆寺を横切りました
せっかくなのでちょっと入り口くらいは見に行くことにしました
小雨なんでできるだけまっすぐ走りたいんですが、ここまでこう見せつけられるとね。



地味に奈良県道146号法隆寺線です
まあこの自転車道の青矢印で北端なのですが。
南大門を背景にパシャリ


その後は南大門から五重塔と…中門と五重塔かな?
見えたのでよし!戻ろ!
県道でない中央の参道もとてもご立派でした。今度は普通に来たいね法隆寺。


そんなわけで反対側から帰って県道146号法隆寺線をごく自然に完走だけして戻ってきました
引き続きサイクリングを再開すると今度通るのは斑鳩町役場。
和風というよりは体育館だが無骨でカッコいいなホント


その後は軽く登って降りたら謎にカッコいい青看でわかりやすく4叉路に。
少しだけR168と合流しながら走ります


ずっとゆるく街を走っていますが、少しにぎやかになってきました
曲がり始めてすぐに別れるR25は作りかけのバイパスです。
とはいえ県道5号までは伸びるだろうけどその先新築住宅建っててどーすんのこれって感じでした


R25/R168として走っていると昭和橋を渡って王寺町へIN
この先この大和川沿いをうろちょろするんでよろしく。


橋はそのまま鉄道高架に変わって急に自転車専用道が発生。
と思えば本町一丁目交差点でR25単体に別れる頃には再び消えました


王寺・新王寺駅近くを通りますがローカル感しかしないR25です。
というのもその2駅は先程高架で通過してしまっているため右(北)向こうに市街が見える状態
こちら側は完全に田舎道です。走るたび店がなくなっていく。


ニュータウンとニュータウンの間の大和川沿いを走っているような区間です
地図上では周りが建物だらけですが、現状とても市街とは思えない山っぷりです
というかJR大和路線が並走してくるんですが、山を切り開いているのでかなり上を走っている
しまいには雨量で通行止めにしてもいいやって区間に入り、そんな中で大阪府に入りました
雨は強くなってくる一方、早く完走しちまいたいねー!

0 件のコメント:

コメントを投稿