久しぶりに中華たふさ君の記事です。
色々面倒なことが起こりすぎて書く気をなくしていましたが、
ようやく形になったのでまとめて書き始める感じです。
というわけでフレーム加工のお話です。
その①でヘッド周りが荒くて削って加工しましたが、
このフレームではその程度はこれから起こる調整地獄の一端に過ぎなかったのです。
まずフォーク。その②でマメが出来るほど苦労した末にガスで解決したチューブレスホイール
あの後シーラントも無事注入して装着試験をしようとした矢先、
調整地獄の第2幕が開きます。
スルーアクスルの出っ張りが足りねえ。
(本来はねじ切りくらいは隠れている必要があります)
まず疑ったのはスルーアクスルのサイズ。
スルーアクスルは実は規格がかなりばらついていまして、これは
(軸長)×(直径)×(ネジ部分の長さ)×(ネジピッチ)
120×12mm×12mm×1mm
なのですが、
軸長がフロントに限った上で確認できるだけでも121,123,125,126mm,128mmがあり
直径はMTB用で15mmが存在し、
ネジ長さも17mmが見られ、
ネジピッチも1.5mmが存在する上、
パラメータ外として下画像の金色の受け金具があるケースは割とレアという、
BB並に混乱必死の様相でした。
ただ、今回は特に長さに問題はなく、フォーク側が問題のようです
ちなみにリアは全く問題なし。
スルーアクスルは本来ここまで入るはずです
対してフロント。奇妙なところで止まります
これ絶対フォークの加工おかしいだろ!というわけで視点はこちらへ向いていきます。
というわけで削り中の図ですが見たら案の定というか塗料が入り込んでいました
今回は反対側も変に出っ張っているので間違いなくこいつらのせい
まーたゴリゴリとヤスリで削っていきます…
力の入り具合の都合ですり鉢状になりやすいので程々で終わらせようと思います
1時間だか2時間だか延々ゴシゴシ削っていい感じにハマるくらいまで削れました。
ちょっと出っ張っているけど反対側のネジ穴も埋もれたし、
コレくらいが妥協点としてフォークの加工は完成としました
しかし手を付けるたびに何かしら不具合を見つけるフレームだなあホント…
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