2022年6月21日火曜日

ディスクロードっぽいものを作ろう ⑦ 何かがおかしかったブレーキキャリパー

 さてサクサクとですがいろんな苦労をしながら走れるレベルにはまとまってきました
触る度何かしら苦労してねえかホント…とは思います。
いかに中華ふーちゃんの組み立てが楽で楽しかったものかが分かるものです。

そして最後、たふさ君の最初から最後というか今に至るまでずーっと悩みのタネになっているパーツのお話です
肝心要のディスクブレーキです。

元はといえばの発端、juintech GT-Fです
\24,000の高級紐油圧で汚れ保護なんかも完璧、重量も台座付きペア300g切りは合格点
何より4ピストンでブレーキ性能に期待していたのですが…

あの。

クリアランス全く無くて常にディスク擦っているんですけど。

もはやシャリシャリとかいう次元ではなく、車輪がまともに回らないレベルです。
前後共に普通に回しても3回転くらいで止まる
この後調整方法を見つけ、このオレンジのボルトを緩めるとクリアランスが開くとのこと。
MAXまで回して緩めてみました。


まだ!擦ってるんですけど!!

これブレーキキャリパー側が根本的におかしいだろ絶対!
と思ってあれこれ弄っていたらどうもオイルのネジを緩めたようで油が少し抜けました
するとクリアランスが少し空き、フロントはようやくほぼ擦らない位置を見つけることが可能になりました。
え、禁断の油抜きで解決しちゃうのコレ…


リアも同様でした。少し抜くとなんとか軽く擦る程度で済む位置を見つける。
フロントも再度抜く。でも改善せずどうしても擦る
これはもしやと、ローター側にもアプローチします

 


ディスクローターの厚さは2.0mmでした。
当然中華ですが厚さの比較対象はmaguraやカンパが提示でき、別段突出した厚さではありません。
普通にキャリパー側のクリアランスで対応できる幅のはずですが、
一応もう少し薄いローターを探してみました。


というわけでまたもや軽量ローターを買ってきました。アシマのAi2です
台湾メーカーみたいですが1.8mm厚の160mmローターで72gは破格!


見た目はそっくりだ。下手するとデザイン元を探せそうでもある
とにかく付けて試してみます。


結果。

なんとかギリギリ擦らない地点を見つけることが出来ました。
これで一応擦ってないんよ…!
この合間にケーブル保護は済ませているので、あとはディスクにアタリをつけるだけ!


2月頭に調達を始めたのに試走でようやく6月。4ヶ月間待ちながらいじりながらあれこれ苦労しました
それでも車体は軽くて登りやすい!


ただね。
フロントがいつまで経ってもアタリ出ねえんですが…
リアはもう強く引くとロックします。このまま使っていけそうです
ただフロントに関してはアシマに変えてもなんか違和感があったので半ば諦めてはいまして、
代替品を調達はしています。やっぱりフロントは交換しましょうか

そんなわけで調達していた同じ紫色を持つZTTOのディスクキャリパー。
明らかにクリアランスしっかり開いてるよな!やっぱこれだよこれ!!
台座なしですが重量もjuintechと同じです。10g差程度には収まっているでしょう



というわけでフロントがZTTO、リアがjuintechのキメラブレーキになりました。
無骨だけどコレでアタリ出るならこれでいくべよ
ようやく後はミドル級の試走に行けば…なんとかなるか?ってところまで漕ぎ着けました。
いやあ走れるようになるまで本当に長い旅だった…次回以降はまとめです

 
※追記 結局フロントブレーキもアウターが引っかかっていたというのが判明したため、
ニッセンアウターに交換してもとに戻しています。
swissstopのディスクローターはおまけです。


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