色々と並行しながら進めていたのですが、
その通りに話すと本気でわけわかめなのでこうして分けてお話しています
というわけで今回は核心、ドライブトレインのお話です
まずはクランク、これはごく普通にフロントシングル
チェーンリングは40Tナローワイド、正円オフセットなし。
スプロケットがホイールの時に話した10-36Tで、ギア比低めに振ったフロントダブルに近いギア比を出しています。
ギアレンジは359%、比較対象としては50-34T×11-28Tの組み合わせで374%。
トップギア比が4.0のため44T-11T相当ですが、
下は1.11と34-30Tより気持ち軽いくらいなので下りを重視しないなら不便しません
そしてそういうギア比を求めて組んだのでここは狙い通りです。90rpmで45km/hは出るしね
そんなわけで普通にBSAなので工具さえあれば容易に付きました。
(BBツールの多種類さは自転車組立七不思議の一つ)
ねじ切りが本当にギリギリ赤点逃れたくらいの粗さ具合で、
少しでも雑にねじ込めばネジが馬鹿になりかねない状態なんだがな!
リタップしてぇ…とは思うけどトラブルなく付いたので良し。
リアディレイラーは11速。あえての11速そして中華SENSAR
しかも11/12速互換でカーボンビッグプーリーのospwというキワモノを選択
スプロケの選択肢が多いのが11速だったから選んだ所に引っ張られた形ですが、軽量だし面白いので良きです
ちなみにSRAMシフター互換です。
というわけでSRAM用11速シフターです。当然のようにTT用です
調達には苦労しましたがこのゴタゴタ話が終わったらパーツ話纏めてするつもりなのでそっちで
レバータッチは重いですが、単体で75gはかなり軽量です。例えばmicroshiftは130g位
その分フリクションモードなんてなく今時のインデックスオンリーなので、好き好きだと思うよ。
そんなわけで結線している姿。アウターワイヤーはセラフくんから引き続きi-Linkもどき
今回はブレーキに合わせて紫色を調達してチャレンジしています。
全内装なので殆ど見えるところはありませんが、
逆に半インナーのようなアウターの止め所もないので内部まで紫にしてあります。
が、全くシフトが上手くいかん。
具体的には付け換えて少しはまともに動きます。が、
いつしかワイヤーが引っかかって4速分位しかRDが動かなくなります。
最初は原因がわからなかったので初期案であるシマノ互換セット、
micronewとかいう安物11速RD+microshiftのシマノ11速に組み換えて試したりしていました
それでも症状が変わんねえんだからいよいよ何かおかしいぞと。
分からんと本当にマジなんなんだってなるよこいつ…
そうして何度か組み換えた頃、アウターワイヤーのライナー部がくっしゃくしゃになっているのに気づきます
これ内部で引っかかってたのか!
確かにこのi-Linkもどきはブレーキケーブル(5mm径)にも使えるんで、
4mm径のシフトケーブルだと一回り余るっていうのは分かるけど
そんなん起きるのかよ…確かにチェーンステー真ん中あたり変な引っ掛かりあるよな…って感じでした
恐らくですが、遠因としてステム周りの急角度配線で引っかかりの端を作っていた感はあります
i-Linkもどきみたいなフレーム買いたて標準で入っているやわらかライナーみたいな奴は急角度だと折れるのな。
恐らくそことチェーンステーの2箇所で引っかかり、シフトする度変な力がかかってくしゃったんだと思います。
コレの解決に多分2ヶ月かかっています。いや一点にかかりっきりではなく並行している内の一つだけどそれでも…
それでもようやく解決方法はわかりました
普通の硬いシフト専用アウターを持って来ればよいのだ。
というわけでニッセンケーブル!
ケーブル長いけどもう変速できればいいんだよ!の勢いです
ひとまずこれで安定しました。ケーブル穴は後で埋めてあるよ
ちなみにこのSensah OSPW、34tだか36tだか対応表記がバラバラですが
元のSensah Empire PROは34T対応だけど、ビッグピーリーでアームが伸びて36T対応できると思うよ!
的なニュアンスだと受け取っており、実際10-36Tのスプロケで全段変速できました。
やっぱりフル内装ケーブルはきちんと専用のワイヤー使わないといかんのだなって
長い間苦しめられましたが、勉強にはなった一幕なのでした。
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