2022年6月6日月曜日

中華20インチ折りたたみFnhon(終) 8kg未満になった、折り畳めるミニベロ風

 前回で一気に組み立てまで行きました。
実際は調整調整で2日に分けてやっているのですが
あとはペダルとライトとサイコンマウントとケーブル保護を着けてENDです。サクッと行きましょう



ペダルはシングルスピードのつぶやき君と同じ、大きめながら300g切っている系のものを買いました。
車載を基本とするつもりなので折りたたみとかは考えていない
ライトは探したら見つけた小さいもの。
ライトのおまけに付いてきたようなリアライトとイオンバイクに売っていた小型ライト



あとサイコンマウントとしてカーボン製のステム延長があったので着けてみました。
実は東京行きの時に別のやつをつけようとして見事に失敗しているのですがリベンジです
今度はかなり強めに締めたので行けるはず。カーボンだから限度はあるけどな
ちなみに本当にサイコンなんか付ける気はないので上段に装着しています
スマホマウントにする予定です。夜は下に本ライトをぶら下げます



こんな感じで一旦の完成。400gも増えていない気がする
一旦試走してきまーす


はい、前傾姿勢はくっそ楽しかったのですが残念ながらサドルがおケツに合いません。
あとシートポストもシートチューブもするする滑る!



というわけで倉庫を漁ったら見つけたのが、その1あたりに出てきたROMIN EVOもどきのサドルです。
カーボンレールでクッション薄めなので軽い156g、重量差106g
交換したら一気に総重量が7.96kgになり、あっさり8kg割りを達成しました。あれれおっかしいぞ…
まあカーボンレールはアルミより分厚いせいでシートポストに装着するのが面倒でしたが。
着けば官軍よ!


というわけで完成しました。
中華Fnhon、DAHONフラッグシップ純正(譲ってもらった)+Litepro(買った)仕様です
11速の折りたたみ自転車で8kg割ったのは大したもんだし、思ったよりマシな形にまとまりました。
ひとまずまとめていきますか。



まずは一番の特徴、ハンドル周り。
ステムが折り畳めるけど330mm延長無しの円筒タイプ。今やどこを探しても見つからない
90mmステムを追加し、TTぽい位置にグリップを追加して前傾姿勢を取れるようにしました。
故に「すごいミニベロっぽい見た目なのに折り畳める」という不思議な構成になっています。
シフターは頂いたもの流用で105の11速トリガーシフターというレア物が付いています



冒頭の通りカーボンのサイコンマウントを追加しており、上スマホ下ライトを装着予定。


次の癖ポイントがドライブトレイン周り。
但しまんま流用しての11速105とFSAクランクなので、頂き元の癖です。

クランクがISIS(Truvativ)BB+FSA VERO(55T)な点が一癖。要専用工具でした
重量はR8000アルテグラ並の重量なのでシステムとしては軽いのですが、旧世代の規格なので剛性に関してはシーッ。
406だからそもそもが極ロードではないのだ
ちなみに久しぶりの105RDは上手く調整出来たのでスパスパ変速が決まって正直かなり楽しいです



なお406のF:55T/R:11-28Tだと、700cのF:38T/R:11-28Tとほぼ同じでした。
フロント50-34Tとの差よ。タイヤ径が思いっきり出るからギア比の低さは仕方ないな…
ギアレンジ254%てセラフくんのほぼ半分だしなあ。
ちなみにリア32TにするとF:34T/R:28Tと同じか若干軽くなりますが、
RDがSSで30Tまでしか対応していないので要チャレンジになります。一見行けそうではあるが…


ホイール・ブレーキ周りはFnhon純正フォークと普通のヘッドセット、ブレーキがLitepro。
DAHON PROホイール(20インチ406)のエンド幅74mm互換あってよかった…
後のいじりどころはタイヤのチューブレス化位か。どうもホイールは対応しているらしい




リアVブレーキ。正直一番不安な部分(引っかかりやすい)だったのですが、すんなり行って良かったです
最初片効きしていた時はちょっと絶望しかけたからな…調整で済んでよかった
ちなみにこのDAHON PROホイール、ハブのラチェット音は小さめのカリカリ音でかなり上品です。
20~25km/h位でちょっと走れる風で乗り回すのが良さそう。
実際はもうちょい出すけど30km/h超えると太タイヤ特有のロードノイズが気になるのでうーむ。



シートポストはこの段階では2.8位、後に1.8まで上げました。
こいつは元の径が34.9mmと規格外の太さのようで調整のためにシムが入っており、
(33.9mmなら選択肢が多いからか。実際その点だけで見るとありがたいが)
樹脂製のシムのせいで滑りまくるという欠陥を抱えていました
仕方がないので2枚め真ん中のファイバーグリップを使い、
シートステー~シム間にたっぷり塗り込んで無理やり圧着させています
シートポスト~サドルも同様に滑りやすい仕組みだったのでトルク高めで固定しています
最悪シートポスト位使用不能になっても帰れた事があるから大丈夫だろの勢いです。
…とはいえ恐らく6~7Nくらいだよ?


そんな感じの面白い仕様になった折りたたみ自転車なのでした。
これは100km試走して掃除とコーティングと手直しを済ませた姿です
次回はこの形に至るまでの100kmテストライドについてお話します
いやあ改めて大半の部品を頂いた彼には感謝しかない
406にしてはかなり走れるよ、この子。


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