中華たふさ君の細かいお話です。多分長くなるけど使ったパーツ纏めていくよ
・基本スタンス
ディスクロードフレーム
ブルホーンハンドル
フロントシングル
11速
カーボンディープホイール
チューブレス
紐油圧ブレーキ
とにかくカーボンディープを普段使いできる軽量自転車を作ろう!
※2022/11/21追記 この後スプロケやクランク、ステムの変更で6.415kgになっています。
・フレーム TFSA JH-33
スペシャのSL7からエアロ性能を取っ払ったようなフレームです
フレーム902g(ハンガー込み)、フォーク389g、シートポスト189g。
エアロ性はないが重量はそこいらのリムモデルより軽いフル内装+エアロシートポストモデルで非常に良い。
ハブ幅は普通の100mm/142mmでBSA、タイヤMAX28mm
フォークはヘッドあたりに穴が開いている内装タイプで、下ワン不要モデルです。
ただしヘッド周り、フォークのスルーアクスル周辺、シートポストのサドル周りと整形不良まみれ。
ヤスリとお友達になって丸一日潰す覚悟がないととても扱えないフレームでした。BBもかなり怪しい加工精度
正直言って自作経験のない人・きれいな正規品しか触っていない人には絶対におすすめできません。
ちなみに内装ルーティングで何箇所か無理があるので、i-Linkのような軽量ケーブル系はやめておきましょう。
あとシートポストのサドル金具、
正円柱のアルミレールのサドルしか対応していないのでカーボンサドル装着予定なら7×9mm対応金具を買いましょう
・ホイール FQLカーボンバイク 50mmカーボンディープ
ディスクロード乗るならホイールは絶対カーボンディープだよね!ってわけで中華
ホールレスモデルのお陰でチューブレス2本目だけどリムテープ貼ったことないんだよね
フレなんかは全く無いので安心。
リム 435g+3kフィニッシュ20g
リム内幅18mm/外幅25mm
バルブ以外穴なし
ハブ NovatecD411/412
スポーク Pillar1420 F24/R24本
重量 F660g+R825g=1485g
到着時はシマノハブですが、スプロケに合わせてXDドライバに換装しています。
ドライブ側17mmレンチ/ノンドライブ不明だけどモンキーレンチで外れます
多分リム版をブレーキ面削除してフロント本数増やしただけのような感じなので乗り味は柔らかです。
・タイヤ IRC S-Light 25c
チューブレスホイールなのでそれ用のタイヤです。超軽量モデルなのでレディタイヤ扱い。前後共に220g前後でした
今回チューブレス2回目にしてビード上がらない洗礼を受けまして、
空気入れすぎて手にマメができたり試行錯誤してもだめだったりで苦労しましたが、ガスで解決しました。
シーラント入れるとか小細工はせず、純粋な空気量で攻めるのが手っ取り早いようです。
スプロケット SRORD 10-36T
中華11速のXDドライバ用です、274g。
使う工具はシマノのスプロケットと同じ。回るのが外側カバーだけかスプロケ全体かの違いです
この系のスプロケはXG1199の設計図が漏れたのかは知りませんが氾濫している中で品質は普通です。
・ステム スペシャSL7っぽいもの
・ヘッドパーツ KCNC 内径25.4mm用
妥協ポイント。あれこれ試した後に結局SL7用に帰ってきました。
原因は内装のためのスペーサーでして、完全に独自のフレーム形状に合わせた専用品
そしてステムまでその独自性に巻き込まれていたので、社外品だとどうしても違和感が出るのでした。
なんでこのステムはカバー分だけ削ってあるんだ…そこ汎用性持たせるとこだろ…
ちなみにこれでも部品省略して12g位削っていますが、
TFSAのフレームセットで付いてきたものはこの状態でも驚異の200g超えの文鎮でした。
・ハンドル 中華カーボンブルホーンハンドル
いつも同じところから買っていまして3本目です。
ブルホーンハンドルの注意点として、素材で先端直径が違い、使えるシフター・ブレーキも変わる点です
アルミの22.2mmはMTB用部品が共用できますが、殆どのロード用部品やバーエンドコントロールが使用できません。
カーボンの23.2mmは逆になります。
ちなみにTFSAのフレームセットにエアロ系ドロップハンドルが付いてきましたが、
カーボンで280gの超重量だったため即時却下しました。
・ブレーキレバー TEKTRO RL720 24mm補助ブレーキレバー
アルミ製補助ブレーキレバーです。直径24mmなので23.2mmのカーボンレバー用になります
補助と侮るなかれ、地味に直径違いが多くて選択肢が多いし引きも普通なので便利なんですよ。
重量も地味にバーエンドレバーより軽く、89g弱です。
・シフター SRAM AERO SL-500 11速
RDがSRAM11速仕様だったために取り寄せたシフターです。
最初はMicroshiftがあればそちらにするつもりだったのですが、どこにも在庫なさそうだったのでSRAM純正に。
といってもSRAM純正パーツなので当然おま国、
しかもリアだけほしいのに必ず前後セットで基本2万超え、どうあがいても¥17500を割らない…
が、なんとebayで探してみたら新品セットで総額1万のものがあったので注文しました
今はもう見つからん!あれこれ探してみるもんだ。
探し方はGoogleのショッピングではなく、画像検索で通販サイトへのリンクを見つけ次第アクセスしていました。
重量は使う分には75gと非常に軽量。Microshiftだと130g超えは要覚悟だった
その代わりにインデックスシフトのみ(普通の1速区切りのシフター)で、
Microshift特有のフリクション(昔ながらの無段変速)切り替えはなしです。レバーも若干重いね
付属のシフトワイヤーはシマノとニッセンのちょうど中間あたりな、そこそこな柔らかさでした。
ちなみにバーエンドシフター共通ですが、ケーブル調整機構は付いていません。
最近のMTB用みたいな同じく調整機構のないRDを選んだ場合、
初期伸び調整で泣くことになるので調整パーツ挟むのを忘れずに。
・ワイヤー 、アウター
ブレーキフロント:防水加工済み中華、リア:ダイヤテフロン加工中華
シフトケーブル:ニッセンケーブル
ブレーキアウター:フロント:ニッセンケーブル、リア:i-Linkもどき
シフトアウター:ニッセンアウター
ブレーキワイヤーはリアだけこだわりました。雨の際に水濡れしやすいとのことだったので
確かに実際触ると防護が厳重ですが、こする度に金色のカスが出てくるのでその内ハゲそう
これに防水ライナーとキャップも(効果はあるのか疑問だけど)追加してあります。
アウターはi-Linkもどきがインナーライナー+竹節のようなアルミ部品を1個1個通す形の軽量アウターです。
普通に使う分には軽いしブレーキシフト共用だしで、長さ決めが超絶面倒な以外の欠点は見当たりませんでした
ただ今回使うにあたって完全内装はシフトが1mm隙間開いているせいか引っかかってしまい、
シフト不具合の原因になってしまっていました…。
その結果取り寄せたのがニッセンアウター+ワイヤーです。
こちらは安心安全の普通のアウター+柔らかいワイヤーなので問題なく使えています。
ちなみにブレーキのフロントも同症状が出ていたようでしたのでニッセンアウターに換えています。
・RD SENSAH OSPW(Empire PRO 11/12s)
基本的にとことん中華で行くつもりだったのでRDは初中華。
ケーブル固定する機構なんにも付いていないんだな…あとは一昔前のRDの形を踏襲してはいるけれども
標準でカーボンビッグプーリーが付いている版だったので買ってみました。
36t対応って言っているし(本来のプーリーなら最大34t)
ワイヤーのせいで原因がわからず代替のRD+シフターまで調達して実験したりと大分四苦八苦しましたが、
結果的に変速は全段でしっかりできているのでOKです。
ついでにワイヤーがやたら長いのですが、
この状態はなぜか変速がスパスパ決まっているので弄りたくないっていうのがあります
気になるようだったら5cm位カットするよ。
・クランク BOLANY アルミクランク+BB
チェーンリング PASS QUEST ナローワイド40T
チェーン SUMC レインボー
割と普通のフロントシングルで揃えました。
クランクはただ軽いだけのモデルで重量だけならR8000アルテグラと同レベルです
もちろん穴が空いていて剛性やらの性能はきっと…
チェーンリングもこだわりのない普通のナローワイド。
オフセットも楕円もなし、そういうのはめんどいから試さない!
ちなみにSRAMロード用です。クランクの写真見てなんとなくで注文したら適合しました
スプロケが10-36Tなのでギア比は1.11~4.0です。
仮にフロント34-50T、リア11-28Tの場合は1.21~4.54なので、比べると狭くやや下めのギア比です。
ただし4.0でも90rpmでも45km/hは出るとあったので、それなら十分だと判断しての選択なので問題はありません。
下りは基本回さないんですよ。
チェーンは差し色が欲しくてレインボーで安めのものを選んだだけといった感じです。
SUMCはへたりやすい印象があるがこういう\7000くらいのラインはどうなんだろか
思い入れとかはないので変速不良やチェーン落ちなどの不具合出たら真っ先に換える候補です。
・ブレーキ 紐油圧フラットマウントブレーキ juintech GT-F
最初はjuintech GT-Fのみでした。4ピストンは期待していたし
ただ、何故かクリアランスが異常に狭いので長いこと弄り倒して今に至ります。
最後はフロントがアタリが出ないので急遽ZTTOに変え、すぐアタリが出るか試している所です
ZTTOがアタリでないならjuintechに戻してまた様子見るかも
リアは擦らなくなったし、しっかり効くので換える気は今のところないです。
その後フロントはワイヤーが原因で引っかかっていた事が判明、前後juintechに戻りました。
ちなみにケーブル擦りそう・調整で当てそうな所を手当たり次第に保護テープ貼りまくっています。
・ディスクローター フロント:Swissstop CATALYST PRO(160mm)、リア:ASHIMA Ai2(160mm)
+6ボルト変換キット
台湾メーカーらしいです。でも72gと軽量で大変よろしい
最初はフレームに合わせ金色の入ったディスクだったのですが、
厚さ2.0mmで何故かずっと擦っていたので仕方なく1.8mmのこちらに換えたという経緯があります
初ディスクだしまだ走り出したばかりなので性能云々は語れませんが、思ったよりすぐ発熱する印象です。
NovatecD411/D412がセンターロックだったので6ボルト変換キットが必要ですが、
26gだったので合計98gとそれでも際立った軽量さです。
・サドル 中華パワー系カーボンサドル
パワー系っていうのはパワーサドルのパク…リスペクト系を指します。山ほどあるんよ
シートポストの金具が未対応だったせいで最初ははまらずどうしようかと思いましたが、
ちゃんと対応した金具に変えたら装着できました。
軽量ながらクッション量は普通なのでおケツに優しく、ずっとこの系を使っています。
・バーテープ 反射付きのもの
ペダル抜き構成としてはラスト 。雑に巻いたバーテープです
2枚めの左のように、こちら光に反射して光りますがこれ握るところだからあんまり意味ないよなあ。
まあ、光らないよりはいいやと使っていくつもりです。
この段階、要はペダル抜きで店が販売しているカタログ状態の重量が6.49kgでした。
精度や質や性能はともかく、カーボンディープでこれは軽いぞ!
しかもステムを諦めて軽量のものにしたら80g更に軽くなる余地を残している。
ホイールをディープやめたりしたらセラフくんと並びかねんぞ。やらんが
てなわけで、物自体は良いのでこれをどうにかし続けていくのがミッションです
あとはペダルなど外装部品を着けていきます。
※追記:後にフロントブレーキアウターをニッセンに変えたり、
FディスクをSwissstopに変えているので+60g位になっているかと思われます。
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