2022年6月20日月曜日

ディスクロードっぽいものを作ろう ⑤ ハンドル周り 互換性のないステム周り

 さて、苦難の末にフレーム加工はようやく一段落しました。
(BSAのBBリタップできる環境があったらやりたい状況だけどな…)

ひとまず、フレームが確定したならコラムカットしよう!
今回から一般サイズのバイスを導入しました。さすがに固定力が違うね!
刃は相変わらずFRP用です。やっぱり同じ繊維強化プラスチックだからOKなのさ

ヤスリで仕上げて⇔ステムはめて確認して を繰り返し、
瞬間接着剤で養生したら一丁あがりい。普通の作業は苦にならんのよさ。
たふさ君イレギュラー多すぎだからさ…
ちなみにたふさ君フォーク、下ワン不要タイプでした。直接グリスを塗ればOK
ただしケーブル内装の関係で上ワンのリング形状が独特です。

ケーブル内装も時代やメーカーにより色々と方法がありますがこれは旧SL7を踏襲した形で、
前はフォークに穴開けて内装し、
他は全部ぶっといスペーサー内を通して前に突き出すタイプです。
左右に出せますが各許容本数は2本ずつ、
このバランスを考えないといけない点と突き出し部分のカーブが変に急な点が今後の苦労のミソです。

ちなみにステム周り、ずっと試行錯誤して時間を掛けていました。
実質的な戦犯部分って実はここ。
結局SL7用でしか合わないっていう結論にはなっているのだけれど、
ステムを変えスペーサーを変え、入れ替えは効かないかと試した末に全てに互換がないとは。
完全に専用品で他の汎用性一切無視なのはもうブランド物特有でホントやだ
それが重いとなれば尚更です。


というわけでこの段階では最後のあがきとして、
SL7風ステム本体に軽量ステムのカバーだけ流用して付けられないか?の試験中です
ハマりはしています。カーボンハンドルが傷ついたのでやめましたが…
結局ステムは最終的に下のケーブルまとめ部分を省略した176gで妥協運用しています。
落ち着いた頃に軽量ステムに変えて80gダイエットしてやるからな…

素の状態。

カバーを外した状態。

そして素のアームの状態です。
これにレインボーなチタンっぽいボルトに換装してもうちょっと軽くなっています

 
 
ちなみにヘッドパーツはセラフ君で採用済みの安心安全のKCNCです
いやあ、これ二重ボルトになっていて外キャップを5mm六角で外し、
中ボルトを4mm六角で締め調整する特殊タイプなんだけどね。
二度目だともうびっくりしないのだ。むしろ締め調整がしやすくて楽まである
こんな感じでステムを付けたら次の苦難、変速周りに行きます
 

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