2022年10月26日水曜日

シングルスピードで行く治部坂峠 ①R418上村川・旧R153経由で治部坂峠へ

携帯が変わったので壁紙素材を調達したくなりました。
iPhone SE2→Google Pixel 7 Proです。カメラが別次元

OSはやっぱりiPhone専用で作っているiOSの方が色々便利に使えるのですが、
純粋にソフト単体の性能で押してくるAndroidも慣れれば悪くなさそうです。

まあこのへんは後でまとめるとして、今回のルートはこんな感じです。


矢作川沿い→上村川沿いに走って向かいます。
前回R418を下った時にそこまで急な区間がなかった記憶があるので登ってみる
で、最後はR153が急なのは知っているので旧道を選んでみました。
矢作ダムまではシングルスピードでも何度か登れている、そこから先が勝負!

というわけでのんびりマイペースで豊田スタジアムまでやってきました。
コスモスがきれいだったのでパシャリ。


ズームが最大30倍なので無限に近寄れる感覚。
逆に0.5倍も選べるが画角に大満足。
ただしカメラカバー付けているので暗くなっているのかなーという無加工画像。


その後も矢作川沿いに三河線三河広瀬駅跡を通ったりしながらファミマ小渡へ
走行45kmを越えているのでさすがに休憩、ロードおじさんがめっちゃいっぱい居た


小渡~矢作ダムの区間は南の県道356号の方が登りがきつくなくてよかったんですが、
まさか第1ダム手前での災害通行止め。
対岸の県道20号もそんな極端な登りではないのですが、アップがちょっと長くて急なんだ
というわけで避けていたのですが、不本意ながら登ります。


長めの登りをしている所。県道20号の唯一良い所、矢作ダムを眺められる所です
1倍と2倍ズーム。今日は水が少ないのか、放水はなし


試しに30倍ズームを使ってみました。想像以上に寄れるなこれ!
ダム天辺の所が無駄に詳細に確認できてしまいました。


矢作ダムです。
1倍と0.5倍、やはりこういう大物は画角が効く


矢作ダム案内図がありました。
あれ旭大橋奥からの県道484号の表記は…
ダム下を見ていますが、いい景色です


その後はR257を北上。この区間は初見
開けた田舎道をゆっくりと登る良い区間でしたが、矢作ダム区間がかなり長かったので結構疲れている感じ。


R418に着きました。ここは2本のR418の分岐があってこちらは南の新道側
今回はこちらへ行ってみましたがアップダウンが多く、しかも作りかけの道なので結局北の道に戻されました
以上の体験から、ここはR257で多少登ってでも北のR418へ合流することを強く推奨します。


R418は3~4%位の地味に登る坂が延々と続きます。
道は本当に狭く、ベンツと自転車で離合がギリギリの区間ばかりです
その後5%くらいになりだした頃、大平不動滝を発見
いい景色ですが、Googlemapとはずれた場所にありました。いつの間にか直っていましたが
いい機会なのでどんどんズーム。


30倍にしたら滝上の方がアップで撮れました
今はここまでのズームは不要だけれどやはり山では有用だな、この性能は。
遠くの動物もこれなら撮れる!


大平不動滝からも地味に登り続けていましたが八幡神社あたりのクランクが10%あり、
その後6%前後の傾斜で登り続けます。
茶臼山高原道路ってほどではないけどシングルでは大分足が削られる…R418結構キツイぞ!
と思いながら登ってきた達原トンネルです。
ちょっと興味があったのでこのトンネルが出来るきっかけになった、崩壊した脇の旧道を歩いてみます


最初の方は割と掃除されています。
きちんと使われていた道の跡なので、ガードレールなんかもちゃんとあります
が、段々と葉っぱや枝が増えてきます


200mほど歩いたくらいか、多分通行止めのガードレールがあったであろう跡。


この後は道が崩れていたりと本格的に荒れ放題。
カーブミラーだけが残っているのが印象的だけど、ミラーが剥がれているものもあったはず。


そして南側の大回りのカーブを曲がり切った辺りで道は崩落して消えていました。
この先は完全に林に戻っているので知らなければこの先に道があるとはとても思わない
身一つなら川に降りたら行ける筋があるのかも知れませんが、
今回ここがメインでもない上に普通に危険なので降りる気は微塵もありませんでした。


ちなみに30倍ズームで対岸を撮影。
道が消えていた区間は100~200m位、越えてしまうとまた道が続いているようでしたがやはり大荒れの様子だね


良いものが見れたので引き返します
いやあそこまでキレイに崖と化してしまうと道路再建は無理だわな。
北側も数カ所あんな感じになっているらしいので、トンネル化は当然と言うか必然ですね


達原トンネルへ帰還。
自転車を漕ぐ筋肉と歩く筋肉は実は違うらしいのがここ数年で判明しており、良い休憩だった。
さあ目の前の延々6%で登るトンネルを頑張って走りますか。


6%でだいぶヒイヒイ言いながら登りました。旧道の下り側はまあいいかとなっている感じです。
シングルだと自分の許容傾斜は5%程度でして、それ以上だと体力がゴリゴリ減っていく…

5%と6%でそんなに違う?となるかも知れませんが、1%の5倍と6倍は大分違いまして、
というかシングルだと単純に負荷が%の2乗でかかっている説、あると思います。
車体やホイールなんかの重量で調整はされると思いますが、
実際5%と6%の坂の違いは、1%傾斜の25倍と36倍位の負荷があるように感じています


達原トンネルを越えるとようやく坂は落ち着いてきまして福寿の清水を通れば長野県・平谷村へIN。
ちな長野県側に入ると露骨に道が良くなりまして、時々細くはなるものの2車線が結構見られるようになります
ただこの時点で結構お疲れ気味です。純粋に矢作川のアップダウンが相まって獲得標高が多いんだ。
ちなみに沿う川は上村川から平谷川に変わります


それでもスローペース目に登ればなんとかいなせる坂ばかりだったのは幸いでした
辛い区間だったR418でしたがようやくR153へ合流し(信号はタイミングよくすぐ青になった)


道の駅信州平谷に到着。
山中のバイパスみたいなR153にふさわしい大きな道の駅で、
標高900m以上にあっても食う買う温泉と困ることはありません
宿は人気が高く、いつ行ってもだいたい満室なため困るかも。
とりあえず、ずっと登っていたので大きめに休みたい…


そんなわけでここでご飯に。そういやまともに食べたのはファミマ以来か
今日はひまわりランドのみそチャーシュー麺の大盛り。シンプルながらガッツリおいしい。補給完了!


休憩が終わったら最後の治部坂峠までの区間。あと標高250m程くらい
川は最後は柳川になっていますが変わらず上村川ルートとします
最初だけR153ですが、すぐに分かれ道で旧道へ外れていきます
その後すぐ正面に激坂が見えて「助けて!助けて!」って思っていたら降りてR153をくぐるほうが正道だった。


旧R153は靭(うつぼ)の集落近くを通っていきます。
最初の傾斜はほぼないですが、段々と急になる…ものの、4%位で済む
平谷大滝への分岐を見たりしながら矢作川源流へのルートへの分岐に着きますが、
源流ルートはR153と同距離で標高が追いつく急な上りのため、少なくとも登りではナシ。
まっすぐ旧道を走っていきます


旧道はそれなり荒れていますが全然自転車で走れる状況で、
一瞬7%だったりもしますが平坦多めで割と登りやすい…あれ、車両通行止め!?
手前に分岐がありましたが林道でそちらも通行止めです。うおおマジか…


それでも現在の体力状況でR153現道に戻ってどうにかなるとは思えなかったので突入。
おわあ荒れてるぅ!
アスファルトはなんとか見えているのでなんとか走れると言えば走れるものの枝と石多いな
カーブミラーは誰かが磨いてくれていました。


ギリギリ軽車両1台分くらいの幅がある感じ。定期的な通行の跡ははさっきのゲートのおかげでない
傾斜も5%でなんとかなる坂ではあるのだが、路面のせいでそれどころじゃない。


それでも道は段々とR153現道に近づいていて、下に車の音が聞こえたりします。
恐らく上村川をまたいだ西のR153の音で、一瞬だけR153の標高を追い越したようです


その先には廃屋がありました。住居というより大きめの山小屋か事務所といった感じ
昔は街道だったので仕事の通り道に都合がいい時期もあったのかなあ。


道はずっと同じような荒れ方をしています
途中には謎のタイヤの山がありました。


タイヤの山を越えたら道は少しだけ良くなりました
下草が笹中心の森の道なので若干マシなのかな。
営林って感じはあまりないので杉が目立たないのも幸いです


車両通行止めから1kmほど走ったら正面に現R153が見えてきました。第二上野橋を一旦くぐります
後で見ましたが、この辺りは知っていれば現R153から覗き見ることが出来ます。


その後もう一度同じ橋を渡りました。
やや荒れていますがちゃんと4輪跡があり、最後は7%かな?って急めに登ります
が、最後っぽい雰囲気がするので気合い入れて登ります


車両通行止めから1.6kmほど登って反対側の車両通行止めに出ました。
このゲート特に動く要素も動かした跡も見受けられないけれど、この四輪跡はいつ付いたものなのだろう
ともあれ、平均傾斜5%くらいでR153のかなり上の方まで合流するだけはできました。
道はこれ以上語る必要がないくらいダメダメだったので、太いタイヤの自転車でもない限りもう来ないと思います


ゲートを越えたらすぐR153と合流。
標高は1120m近くまで登っているため、1187mの治部坂峠まではあと1km位です


R153は広い道なので良い景色が多いのですが、
それゆえ傾斜は一定で6~7%で延々と登らされます。
シングルスピード傾斜係数で言うと1%傾斜の36~49倍のパワーを出し続けさせられる。
のんびり行くしかありません
そんな中でも数か所、旧道の跡が見られていつか通るかもと思いながら登りますが石橋は先が崩壊していた。


治部坂峠の標識に着きましたが、峠自体はこのスノーシェッドを通った先です。
一旦通過して引き続き登ります。


そんなわけで阿智村で一枚、戻って治部坂峠でももう一枚!
シングルスピードでもなんとか治部坂峠に到達することが出来ました。
いやあでも到達と言っても荒れきったR153旧道や割と長い上りのR418とか、
茶臼山高原と同等レベルのしんどい区間を含んでいたけれどね…。
もう治部坂で観光とかそういう余裕は一切ないレベルです。時間も押しているので下ります!


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