2022年3月6日日曜日

シングルスピードで行く知多半島 ②-2 愛知県道276号4年ぶり再訪 野道区間廃屋まで

 愛知県道276号の荒れ道区間です。

前回歩いた時は適当なハイキングコースを指定したのかと思いましたが、
どうもこの道、 認定当初から道筋はこれしかなかったようです

以下は1961~69年の地理院地図・航空写真です。ネットですぐ探せる国土地理院しゅごい
認定が1959年なので初期の様子と見て大きな違いはありません 

当時はここ以外もあぜ道のような区間が多く、
別段ここが異常に狭いという感じはありませんでした。
美浜町から南知多町へ行ける内陸ルートを整備しようと276号を割り当て、
とりあえずルートとして成立している小道を県道に指定したのでは?と言う感じ
そして、ここ以外が改良を繰り返された結果、取り残されたといった印象です



そこにすいせんロードの工事が被ってきてカオスになっているのが現状です。
時系列は知りませんが276号の使えない部分の補完ぽいので後被りでしょう
過去歩いた所が色々変わっていて面白そうだったので、再び歩いてみたのです
 


「この道路は通り抜けできません」の標識からです。
前述の通り2本あり大きい方が知多建設事務所、小さい方が南知多町
通れないといっても昔から矢倉ケ根経由でなら行けそうだし、
実際4年前は車輪跡があったのだけども県道を意識しているのだろう


少し進めば分かれ道で、手すりのある荒れ道が県道…の方に、通行止めの看板が。

ちなみに比較すると看板が折れていましたが、誰かが脇に避けてくれたようです。


県道276号の本番です、一応コンクリートで舗装はされています
次の分かれ道までは基本登ります




登りが一段落した辺り、少し広くなった空間に着きます。250m位進んだ辺り
ここが分かれ道になっています



分かれ道は↑の左後ろ。
藪こぎにはなりますが道としては成立していて、北の住宅へ抜けられそうでした

戻って再スタート。ここからは平坦多めですが全体的には登り
そういえば4年前は木の間の台車が挟まっていたけれど消えてたな。


相変わらずの落ち葉だらけですがコンクリはあります。排水溝も切られているよ
落枝もあるのでホイールに引っかかったりもするよ…


この左後ろに野道の分かれ道があったらしい。

分岐から450m、遺構が見えてきました。

なんの小屋だろう…と一見存在感に圧されましたがよく見ると便器が。トイレでした
前回は撮っていなかったものです


次に廃車。
前回と変化ないなって思ったら謎のバンパーっぽい大部品が増えている。なんで?

住宅の方。さすがにこちらは変化なし、脇のかまども含めて。
基本的に廃屋の中は入らない主義です。一応誰かの所有物であるはずなので
なので、中の様子は不明なまま。



今回は一旦ここまで
これが県道っていうのが面白い区間だね。

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