1泊2日で岡崎~平岡~青崩峠~できれば登山したいなーなんて色気も持ちながら走って歩いて来ました。
いやあ、前回の分岐したてからが大崩れだったの本当に大変でした。
足元が見えない中で崩れた箇所の付近を高巻きして迂回しなきゃいけないっていうのも緊張しました
来年も状況変わらずなら歩きに切り替えたいんですが、そもそもこの区間報告してくれる人、いない。
悲しいなあ。
長野側なので青崩峠は南にあるのですが、今は北へ歩いています。
この先に庚申沢の大崩れがありますのでそれを見てからここへ戻り、それから青崩峠へ向かいます
年々大きくなる崩れ。
庚申沢から南のR152は長いこと放置が続いているため、
崩れ始めたらこうして完全に消失しないことを祈るしか出来ません。
このそばに遠山中学校学校林への入り口がありますが、
今や来るだけで精一杯の状況だよねえ…
その先はR152の方の根木沢橋へ…いや、土砂増えたなあ
台風の影響、やはりこちらにもあり。
昭和四十年代に作られていました。
その後の小崩れもちょっと大きくなったような気がします
その後は普通に昔からボロボロなまんまです
調査のために切り開かれた区間を通過します。
倒木こそ増えていますが、路面は大差ありません。
一旦排水溝っぽくなっている箇所で工事看板がずっと放置されているのを見たりします
その後は一旦きれいになって(これでも荒れてきている)、草だらけの松原橋へ。
こちらは昭和45年11月竣工でしたので1970年か。
その後は土砂もりもり(これは前から)なところを過ぎると、まあまあ歩ける区間になります。
なにかの観測所なのか、何年か前に建て替えられた建物があります
ここへのアクセスのために以北のR152が整備されていると言ってもいい
草の生え方がすごいので今は人の出入りはないと思いますが、
その内奥のがけ崩れはなんとかするんじゃないかと思います。
そうでなかったら自分は廃墟の成り立ちを毎年撮り続けていることに…
カーブのイン側には旧観測所か、建物の跡が残っています。
その奥で舗装はおしまい。
恐らくより昔にもっと大規模な崩れがあって、この辺りまるごと再建したのではないかと踏んでいます
気のせいかもですが、50年前の空中写真だとこの辺りのルートが若干違うように見えるんですよね。
崩れの手前にあるのが青崩峠古道の案内板です
前回の大崩地帯を抜けて秋葉街道に復帰した跡にあった崩れ跡、あれを登った終着点です
そしてこちらが庚申沢の大崩れ。
「立入禁止」「進入禁止」の表示もあったんですが1年経たずに消えました
…なんか見覚えのない大岩が手前にありますね
ちょうど比較できそうなのはこれかな…左が今年、右が去年
いや明らかにもう一度崩れてますねこれ。
上にあったものが下に落ちてきたのとはまた別に、更に上が崩れてきた感じがあります
いやこのあたりの地盤は常に動いているのは知っていたけど、まだ崩れるか。
これは復旧の見込みはしばらく立たなそうですね。
2017年は崩れていなかったので意識が向いていなかった
それでも2017年時点で既に砂防ダム自体は崩壊しかけており、
仮設の擁壁でなんとか…ならなかったのが現在です
開けた景色と登ってきた砂防ダムを眺めたら冒頭の分岐まで戻ります。
戻ってきました。そして良くないお知らせです、雨がもう降ってきました。
いや寄り道多くてもう正午くらいなので予報通り…いやちょっと早いな
この先浜松側の秋葉街道を抜けるまでずっと林の中ですので歩いている最中は大きな問題にはならなそうですが、
その先の帰りが問題だし山登りは無理かもな状況になっています。
とりあえず昼食を食べておきますね。こういうのはずらしちゃダメね。
さてR152を南下していきます。まだポツポツではないが小雨な状況、写真ではわからない
落石と大きめに崩れている所がありますが、ここは去年から大差ありません。
ただ景色が開けているのですが、雨の影響で景色は撮れず進んでいます
その後も去年と変わらない状況下を歩いています。これで変化なしなんです
電線に気が引っかかっているところなんかも何年も変わっていません。
その後は小溝沢橋を通過。
この下は未調査悪路で、こちらは橋がなく普通に沢渡りをしなくてはいけません
傾斜は5~6%くらいかと思えるゆっくり登りです。
3枚目の山側に茶器が捨ててあるところがあるんですが、いよいよ落ち葉がたまりすぎてて見つかりませんでした
その後はヘアピン。
ヘアピンの間にもう一つの茶器捨て場があって、そちらは見つけました
とはいえ雨であまり寄り道をしたくないため、高倍率ズームで収めるに留めました
続けて2個めのヘアピンへ。
ここは湿気がたまるのか常に苔が生えており、今年ももふもふしていました
こんな感じに登ってきました。
一本の沢筋みたいでちょっと面白いですね
この後も水の流れるところだけ舗装が見える国道を歩いていきます。
ここは前から土砂が積もっていましたが、流石にこんなには積もっていなかった。
ああ、追加で崩れてしまったんですね。ちょっと流石に越えるのが面倒になっています
その後には出たな、2連大崩れ地帯。
手前が初見から崩れている方、何度か小崩れが追加しましたが今年もまだ持っています
2枚目は2020年から、こちらは奥の丸みが整形された感ありますね。
迂回は下巻きしか出来ない地点で崩れられると大分困るところなので、もうちょっと持ってね
この後はまた一時の平穏が続きます
道が濡れていてやだねえ。
いやここは流石にこんなえぐれてた覚えはねえ。
以前は土砂もりもりでしたが、一時沢になったのか逆にえぐれてしまっています。
その後の洗腰も年々土砂が増えているんですが、また更に増えた感じがします。
その後は木の枝に邪魔されたり、土砂を見ながら…あ、ここはちょっと注意なところですね
ここ、一部が崩落しています。今年は完全に崩落しきりましたね
ついに完全な穴になってしまいました。
というのも2017年当時は路盤が落ちただけで普通に歩けてしまったんですよ。
それが段々と路面も剥げてきていたので、知らないと危ないなと思ったと思ったんですが
毎年撮っているので、1年毎の変化が見て取れます。
その後は沢が2本流れています。
おそれく1本しか想定していないはずだと思っていなかったけれど、
コンクリートの区間がかなり広範なので、おそらく最初っから沢は2本あった気がします
この後は再び安定しますが、ここの区間が全体的に陥没し始めていました。
横にシワが走っているのがお分かりでしょうか。
そうしてのんびり濡れた道を歩いていると、秋葉街道・未調査悪路との合流地点に着きました
沢渡りに面倒な道の他に、そういえばこちら側の悪路が急傾斜になっていまして。
街道歩きと軽い気持ちで考えている人は本当に来ないほうが良いと思えた道でした
ちなみにこの札は新しく見ましたが、何を示しているのかはよくわかりません。
調べたら爆走トラックとかいうパチンコが出てきたので、まあパチンコということにしておきます
ここから先はもう下手な放置具合ではなくなってきて、恐らく冬期通行止め用のゲート跡を通ります。
その後も落ち葉多めの中でR152も終盤、つづら折り4連が始まります。
ミラーだけがきれいなのが不思議な所ですね
これは今年始めて見た。陥没してしまっていますね
常に動いているこの一体ですが、どこでも安心はできないということですな
その後は特に歪みはなくつづら折り2本目。
ただ曲がり終わってからの土砂は見覚えがないので、また新しく崩れましたね…
当時も違和感を持っていてアップで撮っていました
3本目へ。ここは高低差が少ないので横を見ると上った先が見えます
奥に生えているのは…これシダですかね
そしてつづら折り4本目。
これを過ぎるとR152としての区間はもう少しです
つづら折りを越えてすぐに落石が起きています。
年々大規模になっているのですが、ここは今年は変化ありませんでした
その後は片方しか見えないゲート跡を越えまして。
この辺りがR152の地図上の端点です。
自分の知る限りのすべての地図でここがR152の南端に指定されています
それで振り返るとR152のおにぎりがあったんですが…ついにここからもなくなりましたか!
トンネル開通に合わせて撤去したのでしょうか。
まあ2018年頃からいきなりついたものだったので、5年間の遊びと考えればやっと日常に戻った感じです
この後は待避所かわかりませんが中途半端な構造の所を通り過ぎていきます。
恐らく舗装途中の箇所かと思いますが、落ち葉だらけで判別は付きません
治山事業の看板ですが、よく見ると判之木手前の対岸(東)に沢の分岐があり、
その先に熊デの滝というものがあるそうです。
倒れた看板で恐縮ですがここ一帯の最高峰が熊伏山ですので、デは出の漢字かもしれません。
そうして野に帰りかけの道を歩いていると、砂防ダムと洗い越しを通ります。
ここも大きな変化はなさそうですね、とはいえ6年前と比べると土砂の量は増えてはいますが。
砂防ダムを過ぎると熊伏山への登山口へ到着しました。
先程もR152端点から先でしたが、ここから先はR152とは完全に無関係、道路ですらなく登山道です
ただ、かつて昔のR152端点がこの奥にありますので一旦スルーします。
登山道を過ぎたのに道らしさが続いていますね。
この木の看板の場所が昔のR152端点とされた場所、らしいです
地理院地図の点線道を辿ろうとすると、この看板の横を登る形になります。
そしてその先は転回場と思われる空間に着きまして、雨を避けながら登ります。
小嵐川の上流部と、役目をほぼ終えかけている砂防ダム郡です。
去年と比べると、手前の砂防ダムがまたさらに埋まりかけています
あと今日は雲が思ったより低く、1000m辺りから上がガスってしまっています
これが一番良くないニュースですね。でもココ一帯で上を見る機会は少ないので、来てよかった。
ただいまセラフ君。
熊伏山登山口へやってきました
ここの標高は既に930mくらいですので、1082mの青崩峠までは150mほど登るだけです
登山道としてはそれなり整備されているので自転車を担いでも大丈夫ですが、
本日は雲底の低さで峠越えで終わりそうな感じがしますね。
それでもサッサと帰りたい気持ちもあるのでそれはそれで、次回で峠まで行きます
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