2023年5月7日日曜日

大滝渓谷(旧大滝キャンプ場)① 各施設の紹介

GWなんてねえよ!の職種なので2連休が始まりました。
しかも病院めぐりなので持ち時間もほぼなし
そこで気が向いて岡崎市井沢町の駐車場へやってきました。大滝渓谷です
さっそく廃屋があってレベル高いって。
ちなみにgooglemapにはかおれ渓谷とありますが、それはR473まで下りたところです
ホントいい加減な地図なんですよ。


ここは大滝渓谷、かつてマス釣・マスつかみやキャンプが行われていました
建物も残っているのですがみんなマス釣り場と思いこんでいるようで。
未だに情報が見つからないので自分が一人で定期的に更新しています
今回は前から3年ぶりくらいの訪問です。
※なお、駐車場の南からもキャンプ場にアクセスできる道筋がありますが、
こちらはどなたかの家の庭を通過すると思われるルートのため、通過は非推奨です。


・駐車場、トイレ
今日はバイクが一台停まっていました。のちほど管理人棟で出会う
駐車場は車10台も停まれるかなって位のスペースで、稼働時シーズンだと大抵車が溢れていました
トイレはもちろん使用不能。
手前で折れ曲がっている金属は看板で、
かつては「マス料理・五平餅」の記載があったために多くの来訪者をマス釣場と誤認させていました
いや確かにマス釣りも行われていましたとも。でもそれは宴会棟で振る舞われていた料理のことなんよ。


・管理人棟
まず坂を降りてまっさきに見える建物が管理人棟です
現役時代はラジオが流れており、中は寝室がメイン。
なのでシーズンは泊まりで対応してくれていたものと想像しています
ここ湿気多くて標高も320m前後なのでさほど涼しくもない。お疲れさまでしたと思います


建物に入ってみました。
結構きしんでいたので次回以降は建物外から裏周りしたほうが良いかも
滝方面が開けていてキャンプ場エリアを見下ろす事ができる好立地です。管理にはもってこい


ちなみにここには仏像があります
足元が人工物っぽく腰を落ち着けてしゃがまれている?見たことがない
このあたり、もしかしてお寺か古道が通っていたのか、それとも自作されたのか。



管理人棟から戻って入り口からの通路へ。
一端西に向かって県道35号沿いの川を橋で渡ります


1枚めが北側、2枚めが南側。
基本的に北と東側が滝の上側に当たるため、南や西を見ると乙川を見下ろす形になります



せっかくPixel7Proを持ってきたので0.5倍ズーム。


・受付、倉庫、事務棟
橋を渡って北にある半2階建ての建物です。
通路は2F行きが基本で受付と事務もそこ、1Fは倉庫
脇にはビール瓶ケースが残置されています。宴会棟用の在庫です
通路をきちんと歩きたかったのですが倒木が面倒だったので処理していました。


2Fから裏手に回りました。
建物の裏には特に何もありませんが、その奥には生け簀の跡があります
鉄条網でしっかりガードしてあり、前回の訪問では電気配線も確認しています
ので、奥側からポンプで水を流していたと思われます。
コンクリートの壁にも水位の跡があるので、マスつかみ用の生け簀として使われていたのはほぼ確定です


表に戻って。渡った橋の外観はこの様になっていますが大分森林に戻っているねえ
ここは手洗場などがあって、ほぼ当時と同じ位置で残骸が置かれています


・宴会棟
受付棟からすぐ南にある建物です。ボロく見えますが最新の建物です
1Fは完全に通路になっているというか、西の現県道35号へ抜ける古道を塞がないように建っています


2Fへは裏の階段からアクセスします。お手洗い方面
階段を登ってからは背中のスペースが殆どないのですが、ここで0.5倍ズームが活きる!
入り口右にトイレがあり、左から入ると宴会用の畳の部屋が2つあります
ただ、前回訪問の時点でかなり軋みが酷かったために今回はもう進入しません


キャンプ場区画へ向かうために南に下ります。
宴会棟からは橋を戻って管理人棟から下ります、通行が非常に多かったため足元が硬い
そんな下り途中から見た橋と宴会棟の景色と、残骸類です



降りる途中に祠があります。
川を眺める方向を向いて仏像があり、見てみると頭に鳥居が?
どうも弁財天の頭を鳥居にされた例があるらしく、こちらも同じ例なのかもしれません
まあ詳しくないのでハッキリは言わないでおきます。
ただし川を見下ろす形でわざわざ拝むための仏像が置いてあるというのは中々に面白く、
ここを必ず通る橋などがあったか、この付近がかつての道筋だったかの可能性がワンチャン。



川を渡りに行きます。今度は乙川本流で大滝の由来の滝もこちら
いつもは大ジャンプ(かつては橋が通っていたのだが落ちた)...していたのだけど、木橋があるぞ?


・木の橋
どなたが作られたか橋がかかっていました。ありがたいお話
もしかしたら現役時代を知る人がちゃんといて整備してくれたのかもしれません
(まあ付近の住人の方が通り道に架けたのでは、とも思いますが)
かつて残っていた橋の鉄骨跡もきれいに折られています。

で肝心の橋なのですが...正直結構不安定でした。素早く4歩くらいで渡るのを推奨です


というわけで駐車場から廃墟跡を訪問しながら、橋を渡って乙川の南側へやってきました。
下流の手前右側が浅く作られているので、多少濡れますがワンチャン川渡り出来なくもないです



後ろ(北)を向いて。橋以外もちょこちょこと飛び越える必要はあるので気をつけて


キャンプ場区画です
みんなここに来ないはずですが足元が硬い上に橋まであるのは、
ここでBBQやマスつかみやキャンプがされていたメイン区間だからです。


さてキャンプ場...いやずいぶん木が生い茂ったなあ!
でかい木は元からまばらに生えていたのですが、それ以外の木が大分成長してきています


一旦河原に出ます。
特に階段などはありませんが元からなので根っこが剥げて硬いところがある
大滝キャンプ場で遊ぶといえばここです。水深は何故か深く最大2m程度
そのため、大木の生えている大岩から飛び込んで遊べます。
滝はあまり高さがありませんがそこは乙川、流量が多く登るのは無理です


・マスつかみ場
その河原西にブロック積みで囲われたエリアがあります。もう大分低くなっているが
ここでマスつかみが行われていて、何十匹も放たれては大人数で追いかけてつかんでいました
自分もやったことがありますが、なかなか楽しいものでした。
今も色んなキャンプ場で行われているのも納得ですね


・石の加工物
キャンプ場に戻ってきました。
お椀状の石の加工物があったはずなのですが、これだったっけ?となっている所
実際ご覧の有様の完全なヤブに変化しており、これ以外確認ができませんでした
この真中かやや西目の所に水場の跡があったんだけどトタンの跡すら見に行けず...


かつての文明の跡。
明かりがありましたが結局就寝時間には消えていたのでそこまで大きな意義はなかったかも。
あとは奥の方に配電盤がありましたが、こんなとこにあったっけ。動かされたかもです


キャンプ場の一番西。奥に堰があります
結構大きいので落ちるとまず助からないため、近づかないように何度も言われていた覚えがあります
やや低地でテント張るのにも不向きではあるしねえ。


 施設と言うか見どころは以上です。
正直宴会棟はいつ崩壊してもおかしくないと思うのですが、一応まだ健在で良かったです
それでもキャンプ場区画の森林化が予想以上でしたね。
もう冗談でもここでキャンプしようぜとは言えない状態でした
次回はこの周辺の道探しで歩きまわります

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