前回は県道368号線はあまり歩かず、周辺の行きたい所めぐりをしていました
知ってから来る楽しみというのがあるのでとても良かったです
今後も気が向いたら灰野集落跡は来るかもしれません
さて、前回もお話した通り、今日はここから旧県道368号ルートを歩いてきます
というのも前回馬頭観音③からあまり意図せず緑のルートを少し歩きまして、
①お墓分岐から一番北のあたりで行き止まって引き返し
②分岐に戻って東ルート、竹やぶ道でむり!って戻る
とやりました。竹やぶ道は本気で竹壁といっていいレベルで、歩きで隙間を縫ってやっとでした
しかしながら帰宅後調べると、緑のルートは昔地図で県道と指定されていたそうではありませんか。
というわけで本当は行けるんじゃないかと考えて再びやって来たわけです。
・旧県道368号ルート
Cyclemeterが所々ショートカットしていますが、ちゃんと緑の道を歩いています。
そんなわけで地獄の険道旧道という歩きでなければ踏破不可能に近い、道?でした
八柱神社含む北の旧街道は住宅区で、こちらは農業区という感じ
ただしこちらは廃村後完全に放置されており、中盤からは道筋が消失していました。
命の危険はありませんでしたがなんというか色々とギリギリではありました開始前に、今回途中合流の形ですので序盤からの流れを再掲。
緑のルートは馬頭観音③から北に上り、廃車を見ながら舗道で登っていました
googlemapではこちらのルートをゆるく峠行きに指定しており、現在の案内としては明確に間違いです
今日に戻って。
ここは分かれ道というよりはお墓に入る道です
奥に立派な石積みがあるのなんでだろね?と疑問に思ったのは今思えば間違いではなかった。
おそらくここも灰野集落の一区画だったと思われます。
旧県道の指定もこちらなので、北行きの道を歩きます。
1枚目はかなり序盤の分かれ道、前回のどこにも通じていないので住宅裏口の小路かな?
2枚めは左奥に石垣があったので撮っています。
左奥の石垣は、灰野のヤブニッケイへ登る道があるはずです。
しかしガッツリ柵で覆われていて行けそうにねえ!
てっきりなんだかんだ侵入できるかもと踏んでいたので、かなり厳しい話になりました。
しかも目の前は人の畑っぽい、が、現在地を見るともう少し東奥に向かうぞ?
というわけで何とかすり抜けて畑に入っていきました。あぜ道歩くだけなんでご容赦を...
今回はちょっと複雑に3つ締められており、
開けて閉めてなるべく元通りに戻して南を見れば...道というか勝手口。
県道...ではないのだがこれがかつて県道と指定されていたとはとても思えない
まあ、試行錯誤でなんとか先が開けたのを喜びましょう
・東ルートに合流
あえて逆の方向(西)を向いて。竹壁の方向です
切った竹などが放置されていてめちゃ歩きにくそうです。
さて旧県道ルート沿いに歩いていきましょう。再び道っぽくなってくれました
石垣で整えられた、恐らく住居跡を通っていきます
田んぼの跡かな?でろでろするよ!
いや道はどこだ!?
写真にはないですが右奥(南東)方面の道筋が消えているのが見えました
そのため、一旦林に入り込んで北目に進もうと試みているの図。
進めはするが、道らしさはまったくない
でも道かというと怪しいし、どう見ても奥の藪で行き止まりだ
何よりこっちは地理院地図上だと若干南寄りだし、もう少し林を探索してみます
林の中。
道らしきものを見つけましたが、明らかにコレジャナイ感。
「通れるなら良いだろう」ではなく、これは明らかに家の間口跡っぽいです
瓦屋根が散乱しているし。
そんなわけで、結局田んぼ沿いを歩くことにしました。
今思い返すと林の中を突っ切った方かもと思うんですが、こちらも一段石組みがあったし。
ルート的にはちょっと南なのが心配ですが、一旦こちらを進むことにします
あれはとても歩けなさそうだしすぐ切れているので住居用な気がします。
そうして少し歩くと案の定道がなくなりましたので、林の中に戻っていきます。
唯一の東方面の筋。
そうして少し歩くと案の定道がなくなりましたので、林の中に戻っていきます。
この辺りは少なくとも住居は跡もなさそうでした。
旧県道ルート沿いは基本的に畑が中心の区間だとわかります
さて、道はやはりないので諦めるとして進める筋はどこだ。・竹の山
やだ!小生こんなとこ通るのやだ!
匍匐前進に近い形でなんとか竹の山をくぐれましたが、
自転車で来ていたら大きく迂回を強いられた所でした。
地理院地図もちょうどよいところを歩けているようなので、
やはり本来は山側を歩くのが旧ルートっぽい
ここからは、段々畑の脇道みたいな道跡を登る筋になってきました
本格的に山に入りだしました。
それでも平らな空間が結構あり、ここでも畑をやっていたのだろうか
地理院地図の道筋はそれらを突っ切る形なので、平らな空間は歩かず登ることにします。
・山道開始
地図は相変わらず真っ直ぐを示しています。
あの、正面ただの崖なんですが?
登山の始まりです。
熊伏山くらいのつもりで登れば平気ですが、これ県道に指定されていた道なんだよな??
道筋という道筋はありません。ただ木の間を縫って歩けるから登っているだけです
位置がちょっと南気味なので北の様子を見にも行きましたが、状況に変化はありませんでした
道跡がない以上、地図に沿って歩くのみです。
ふと、対岸(南)を見ると畑跡と思わしき空間を挟んでハッキリとした道筋があります
ああ、県道368号線がついに見えてきた...いやこっちも旧ルートのはずなのですが
ちなみに畑跡に水桶みたいな残置物がありますね。
この一帯は本当に人が沢山いたことを実感させられます
段差、そして段差。自転車持ってたら発狂してたぜほんと
ルートを横切っても、道と思わしき跡も土の硬さの変化もなく、
「地図がこうだからこっちに歩くんだろうな」以上の根拠を持てないまま登っています。
登りは段差で一気に稼ぐ感じなので、それ以外はきつくありません。
どんどん県道が近づいてきて飛びつきたくなりますが、
地図上ではなめらかに合流しているのでまだ冷静に山道を歩きます
・現道合流
ちょっと手前な気もするけどこれ以降は降りやすい場所はないし...行ってしまえ!
というわけでお墓合流から610m、現県道368号線に合流しました。
馬頭観音~お墓の距離と今回中盤田んぼでうろうろした分が帳消しになると思うので、
正確な旧道全体の距離としても多分それくらいです。
ところどころ怪しかったものの何とか沿って歩くことは出来ましたが、
東側の大半は道ではなかったな。
実は行きでサイクルメーターの歩行ログを録り忘れたので、帰りで録るため同じ道で帰ります
まったり歩いて獣害防止柵に到着。
獣害防止柵、この2回の探訪で回数を覚えていられない位開け閉めしました。
御油神社の参道のちょうど真ん中あたり。
ここまで来ると人里に降りた感があります
その後も段々人の手が入って整ってきた森の中をゆっくり降りていくと、
御油神社の参道まで帰ってきました。
・御油神社参道&廃屋
ここまで来ると人里に降りた感があります
この一帯の神社仏閣は構造物全てが無骨ながら手が込んでいてエモいと分かったのも良かったです。
改めて見てみましたが当然表札はありませんでした。
廃屋の住人のものだったのでしょう
参道方面の手入れにはこの道が手っ取り早いので、よく使われていそうです
そういえば停止線まであって、しっかり車道だったことが分かります
2つある大鳥居の東側、楽しいハイキングのはじまりとおしまい。
いやまあ、標高120mくらいの低い一帯の往復だったんですがね
しかも県道と旧県道と旧街道を歩いただけのはずなんですがね。なんで泥だらけなんでしょ
しかも主犯は旧県道、ってあれ本当に県道として使われていた時代はあったのだろうか?
まあ思うところはありますが、ほぼ自分が思った通りに動けて満足です。
ちなみにこの往復で2時間15分くらいでしたので、時間的には本当に普通のハイキングです
暇を見つけて、かつての集落の賑わいを思いながら歩くのも良いのではないでしょうか。
来るまで来たのも時間が妙に遅いのもそのためですが、結果良ければすべてよし!
というわけでR23経由で帰りました。
経由は道の駅筆柿の里…という名のR23バイパス幸田PA、
しかし時間が微妙でごはんがラストオーダー終わってた!(17:30)
お土産屋さんはやっていたので買って帰りました。
年間パスポートを買って3日ユニバに通うという贅沢なことをやっていたそうで
ポテトは塩気つよつよであっという間に食べきってしまいました。あとはチャーシュー肉まん
そしてミャクミャク様のTシャツ!DDR再開する時に着るぞ
という感じで一日を終えたのでした。
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