土日に2日間好きに動いて良いとのことだったので、登りが嫌いな妻を登山に誘うことにしました。
しかも日本百名山です。ヒッヒッヒ…
というわけで向かっていますは西方面、養老SAです。久しぶりの名神は名古屋圏が長い!
2枚めで食べているのはアメリカンドッグ風な具は厚切りハム
具の面白さで美味しかったです。
そして向かうは伊吹山ドライブウェイ!
はい、ほとんど車で登れます
真夏の伊吹山ってやはり人気なので有料でも大混雑でしたが、
愛知のスカイライン群と違って景色は大分良さげだったのでゆっくり(妻が)眺めながら走れてよかったです
そんなわけで到着しましたは標高1260mのスカイテラス伊吹山の駐車場
もはや標高は全体の9割登ってきている。
日差しが厳しい感じですが空気は温まっておらず、半袖1枚で汗をかかずに動き回れる感じです
わりかし曇りですが、西に琵琶湖が見えて良い景色です。
残り標高117m、ゆったり登れるハイキングコースで頂上を目指します。
西登山道で登り、中央の階段で降りるルートです
11:53スタート。西登山道は人がとても多く、景色も良くて快適な登り。
とはいえ登りが嫌いな妻にとっては負担なので、自分が先導して低速ペースメイクをしています
2枚目は恐らく七尾山-小谷山のラインを見ていて、琵琶湖の北ギリギリを見ていたのだと思う。
丁度シングルスピードで雨に降られた辺りだ。ってこれ記事化してなかったんだな
実は1速で日本海を見に敦賀に行っていたりします
これはハンゴンソウかなと思ったら葉っぱが違ってキオンかと思います
蜂さんがいました。
どうも鹿がちょくちょく入り込むようで、それで必要だとのこと
越えても相変わらずの良い風景です。
というか、標高1300m程度なんですが上も下も木が少ない。
伊吹おろしと言われるほどに強風が吹くので生えにくいのかな
眼下はキオンの花畑になっていました
12:08、折り返したら今度はスカイテラス方面、奥に伊吹山地を見ながら再び登ります
晴れ間の山がキレイ。
ここの斜面に咲いていたのは普通にアジサイかな、ヤマアジサイというらしい
それと近くの派手なお花が、特徴的な葉っぱからミヤマコアザミっぽいです!
登山道はもう一曲がりしてちょっと傾斜を増しながら登っていきます
3枚目の右(西)が随分人だかりになっていたので覗いてみる。
おお、きれいなお花畑だ!
絵になる風景ですなあ!
白のイブキトラノオ、紫のクルマバナ、ピンクはシモツケソウかな。
接写していないからわからないけど、どれかのアザミも咲いているね。
3色でとてもキレイー!
この先で分岐がありましたが、景色が良さそうだったので奥(南西)側に出てみました
というか、見た感じかなりの高山に見える景色だ。
北八ヶ岳ロープウェイを登った後の坪庭序盤のミニチュアといった感じです
森林限界を過ぎたのかなって位に木がないな。
ただし進むごとに景色がより良くなりますねえ!
2枚目はうまく伊吹山ゴンドラ経由の登山道を捉えられました。登山道自体はその後左(東)を通っています
景色を堪能したら登山道へ。もう頂上付近が見えているぞ
ツマグロヒョウモンだと思うちょうちょを撮りながら、ゴツゴツした足場を越えていきます
2枚目の写真には登山道が2本ありまして、
左がさっきから歩いている西登山道、右は先程見た下から登る表登山道です。
12:25、せっかくなので西登山道へ戻ってきました。
こちらの方がどう見ても整備されていて歩きやすそうだったしね
ここだけアルプスの景色って感じの2枚め。
マムシグサだそうです。
こいつは熟すと赤くなって、伊吹山でなくてもちょいちょい見かける子です
ちなみに表登山道ですが、下山禁止とされていました。
えっ登りの人頂上からどうするの…?と思ったらちょうど最近6合目でがけ崩れがあったらしく、
普通に登りも出来なさそうでした。
最後の上り。
天気は東側ずっとガスっていたので、頂上付近はどうしても曇ったままでした
登り終わる辺りにクサフジが咲いていました。
大きな休みはないがYAMAPの時間より4分遅いのですが現地での案内看板通りの時間、
適度にゆっくりなペースメイクが出来てよかったです。
妻からの不満もあまりなく、いい登山道だったと思います
まず真東に抜けて見つけたのは弥勒菩薩様。
せっかくなので表登山道の方を見てみました。
いやあダイレクト…というか、普通に通れないようにされているね
それで登りでずっと見てきたのが伊吹山寺覚心堂。
中は狭いながら社務所があり、お守りをもらったり御朱印をもらったりしてきました
ちなみに左奥に有るちょこんとした小屋は伊吹山の荒振神である白猪で、
大氷雨をもたらして日本武尊へ重傷→のちに死に至るダメージを与えたそうです。
そしてお寺の裏には5軒くらいのお土産・ご飯屋さんがやっていました
妻が空腹なようなので、山頂三角点を見つけ次第食べに戻ります。
お店街の近くにある伊吹山頂です。
日本武尊が祀ってありますが皆は看板に群れている
それはいいんだけど、山頂と見なすにはアレが足りないよね?
というわけでここはそこそこに周囲を探索します
頂上の看板より、足元にイブキジャコウソウが沢山咲いていたことが気になった人でした。
山麓で行われる雨乞いの唄で歌われる伊吹山の山頂が「弥勒の庭」と言われているそうで、
伊吹山の山岳信仰のメッカとも言える場所です。
さて三角点まで到達できたので先程の店屋街に戻るのですが、途中で謎に保護された草がありました
それから南に抜けようとした時。
お花畑が作られていて、紫のクルマバナとどれかのアザミ、白のシシウド、
あと小さな黄色はミツモトソウかな?他にも色んなお花が咲いていました。
手入れをする人が居たので、お疲れ様ですと思うばかり
そしてお花畑を抜けて南にやってくると先程の弥勒様と同じような祠を見つけました
こちらは南弥勒堂といって、弥勒堂のあとに作られたそうです。
そして南弥勒堂から東に来ると見えました、一等三角点:伊吹山!
ここが標高1377.3mの地点で、日本武尊の辺りでワイワイしている皆はここへは来ない
判っている人だけが頂上だと認識して来ている感じです。12:46、とりあえずソフトタッチ!
これにて厚底サンダルの妻を日本百名山の頂上に連れてくるというミッションを無事達成しました。
つまり大体の人が来れる山ということですので、是非。
この涼しさで葉が虫に食われているので食べたら甘そう、鹿から保護しているのかな?
一通りお店のラインナップを見たらえびすやへ決定。
伊吹山の植物が載ったバンダナとか良いなあ!と思ったので買いまして、親子丼を頂いています
ご飯後にふと見かけました。
もしかして咲く前のコイブキアザミかな?
13:37、トイレも寄って(ここで協力金の存在を認識してお金を入れる)一連の休憩は終了。
そして帰り道に山頂にまた寄りますので改めて日本武尊を拝みつつ、
中央登山道を折りていくことにします。
横にレールが並走しており、山頂の店屋街の必要物資はこれで運ばれている予感です
傾斜もだんだん急になってきます。
草花を撮りながらどんどん降りていきます。
東への下りが終わって折り返すと階段が始まりました。
富士山下山のノリで高速で階段を降りては風景を撮りに立ち止まって追い抜かされるという、
なんとも迷惑な登山客がここに爆誕しています
柱が「滋賀県」「伊吹山」と彫ってありました。
良い風景。
とは思いますが、これクガイソウだらけでは?
シモツケソウをまた発見しました。独特なお花が近くで見られてキレイ。
こちらはなにかのフウロだろうか。
120m弱ならすぐだもんね、とはいえ妻が大変苦労しているので気は遣いながら降りていきます
下りでスローペース先導とかするのは無理だからね。
左に右にと曲がっているとついに並走していたレールから離れて単独に、
そこから少し降りていくと獣害防止エリアから出る方の扉に到着しました。
柵を抜ければあとは目と鼻の先ですので、
スカイテラスを見ながら駆け下りて13:52下山完了です。
なんだかんだ15分で降りてこれたのでまたもやYAMAPの時間よりちょい遅いくらい
(時間は同じだが、YAMAPは計測ルートが短い)
ゆっくりにしては適度なペースを保てたと行った感じです。お疲れ様!
駐車場。
開花情報や夜間営業の情報などがあって、かなり参考になりそうでした
あと、擁壁を見るとお花が色々咲いていて気になりました
こちらは葉っぱからミヤマトウキかなと判断。
そして脇に咲いていたのはカワラナデシコ!
変わったお花の形です
そして近くに咲いていたのはキリンソウとアカソでした。
これでもまだ見頃は先だというのだから高山植物は面白いですね
ただし結局Googleレンズは2割くらいしか使わなくて、手ぬぐいと開花情報が主な情報源だったな…
いやあ、夫婦で登山ができて楽しかったです。
妻は大分登山疲れが出ているようですが、厚底サンダルにも関わらず大きなひねりはないようで何より
後はお土産を買って、山を降りることにします
一部普通にスカイテラスと同じものがお安く売っていたり、
野菜のラインナップがめっちゃ強いと知っていたから来たのでした。
いやホテルのチェックインは愛知戻りが必須な上時間カツカツなんだけど、ここまで来たらね…
というわけであれこれ買ったら一気に高速で家までUターン、今日のホテルへと向かいます!
伊吹山で拾ったゴミ捨てたらね。
0 件のコメント:
コメントを投稿