2022年5月31日火曜日

リハビリ期間の2 一畑山薬師寺とホテル藤川

体力も大分戻ってきた5月第2周くらいに車で来た三河湾スカイライン。
桑谷山の南の駐車場跡できちんと三河湾を見るのが楽しい。看板も椅子もちゃんとあるよ
この日は浜北に行ってDDRしてようやく調子戻ってきたかなって感じです。
コロナ後遺症の倦怠感っていうやつは面倒だね。


 

その翌日は自転車で。
とは言っても完調ではないので目的地なく走っていたら一畑山薬師寺が気になったので登り
しかしこの山門から先が12%が続いてるのかって勢いでシングルスピードではギブアップ


300m位は歩いて一畑山薬師寺。
岡崎市民でもあまり来ないんだが名鉄バス停はあるぞ!
標高160mほど、山上のお寺としては大規模で来て損はありませんでした



 食堂もあったのでお昼ごはん。
シンプル イズ ベストだけどおにぎりうめえ

お寺を巡って山門まで帰ってきました。
正直にはこの辺りを若干ウロウロしていました
この辺りには廃ホテルがあるとの噂で地図上でも怪しい徒歩道を見つけているんですが、
入り口の気配が全く無くて探していました。
しかし、どうもこの裏から入るようです

地図ではもう少し降りたところから道が伸びているんですが、こことした根拠は一つ。
後付っぽいガードレールです
というか縁石がなぜT字路形状で途切れているのか、とふと思ったのが決め手でした。



●旧・ホテル藤川(別称ホテルFK)
今や紹介しているサイトが古すぎての閉鎖で情報が取りづらいという領域の廃墟。
かつては心霊スポットとして名を馳せていたようですが今や完全にボロでした
とはいえ宇連廃村とは違いまだ建物は残っていたので見るだけはできました。

先程の勘で降りようとした辺りから。
どう見ても草むらですが勘は正解のようで、なにかの看板跡がありました。


最初の草さえかき分けてしまえば人一人分の歩き跡が確認できます
その後は沢沿いに緩やかに登る道に変わりました。
…ん、これってホテルへの道だよね?ちゃんと舗装されていたのか?
 


冷蔵庫だと思いますが粗大ごみが捨ててありました。
同じもの2つってことはホテルのものだろうか?


・建物①


道沿いに登ると建物がありました。これがホテル藤川で最初に見る建物です
完全に廃屋ですが家屋としては意味のないゲートがホテル用の建物であったことを示しています
受付棟だったのかなあ。


まだ落書きは残っていましたが窓は完全に割れており中は悲惨の一言でした
かつてはゲートサインとして「ホテル藤川」と書かれていたようですが消失しています
 


・残骸①②

その奥に行くと見えるのが竹林…いや、建物があったであろう跡です
形状からして倉庫のような感じもしますがとにかく崩壊した跡なので竹が目立つのみです



その奥は完全に竹林…ではなく、現地だとちらりと建物感が見えています
しかし竹だらけで侵入は極めて困難だ。一応枯れた竹をかき分けて進む筋があります


・建物②

何とかたどり着いたのがこのホテル一帯で最大の建物です
南から入っています。


恐らく正門なんだろうけど、ほぼ崩壊しきっていて判別がつかない。



建物の中という概念はすでになく、外の壁以外はたいてい崩壊した跡です。
多分ブレーカーらしきものが残っている以外は人が住む所だったと信じられるものはない



ここが最奥(東端)なので戻りますがそれも一苦労だ。


同じ建物。今度は西から見ています
うん、階段を登ろうものなら足元確実に抜けるな。



しかしその脇には一応裏口と思わしき階段が埋まってました
こちらは登っても大丈夫そうなので入ってみます

北側です、しかし登ってすぐにどん詰まりました。
本当に裏口だったのか、人の入るスペースがなかったのですぐに撤退を決めました
2Fに直でアクセスできそうではあるのだけど、ボロすぎて足を踏み入れる気なんてしない。


凄い雰囲気の建物です。あと何年持つのだろうか。


・倉庫

建物②からすぐ西に行くとあるコンクリ積みの小屋です。ボイラー室?
こちら側に来ると竹林は勢いを潜めました。

・建物③④、駐車場①

ここから建物が西にまっすぐ並んでいます。ここからが宿泊用の建物群なのだろうか?
駐車用のガレージがありました。




・建物⑤⑥、駐車場②

続く建物です。この辺りは建物①から視線が通っていました

同じような規格の建物、中は推して知るべし。


一家に一台、駐車場。



・建物⑦

一番奥の建物ですが、これだけが少し高い所にあって竹やぶの中に…
うーん一応撮れたけど、近づける気はしませんでした。


来る時は沢沿いの道一本のみでしたが、建物沿いの一帯は台地になっているのか歩ける感じです
まあ放置されきって藪になっているんですがね…
自転車のノリでヘルメットはしているので多少の無茶は効きます、軽く突っ込んでみました


・排水口跡


草刈りされていたら駐車場だったろうなという空間を抜けた後。
崖に突き当たるとともにコンクリ上の遺構を見つけました。
これは下の道に雨水でも流していたのだろうか。
まだ右(西)脇に野道があるので進んでみます


・有刺鉄線&下り口

歩いてすぐに完全に行き詰まりました。
その印か、緑色の有刺鉄線の跡がありましたが切られているので廃墟化とともに放置されている感
見た目どん詰まりですが、足跡っぽいものがこの坂下に続いていましたので沿ってみました


降りた先は山門から藪を抜けて降りきった辺り。看板跡が目の前にある
こうしてホテル藤川を一回りできました。
この立地、やはり入り口は勘で入ったあの藪で良かった感じがしますね
面白い廃墟でしたが、竹だらけでしんどかったので一度来れればいい感じかな。
次来るとすれば誰かを肝試しに招待するくらいしかないかなあ。案内人の資格は得た気がします


そんなカオスな廃墟を抜けた後は道の駅藤川宿へ。現代版ホテル藤川…とはまた違うのだが
家康公は普通の身長ですが、徳川一族で見るとかなり身長がまちまちだった記憶があります
大樹寺で代々の墓を見た感想ですが。


藤川の道の駅ってめったに来ないんですが、
岡崎市唯一の道の駅なのでここに来れば岡崎が一体何を推したいのかが見えてきます。
それを確認しに来ましたが、うーんパンチ力足んねえよなあ。市民の憩いの地ばかりだなあ…
ちなみにかおれ渓谷っていうのは桜形町、R473/県道35号交点の東側にある水遊びスポットです


岡崎市政の現状を示す図。
でっかく良いもの作って展示しているのに商売を優先して埋めちゃっている図。
うーん。


あとは警察署が移転するという噂を聞いてルビットパークに来ていました。
バロー南の敷地に引っ越すらしい。
その隣はカーマが来るようだという所を確認して帰宅しました

 

こんな感じのリハビリ自転車だらり旅でした。
ホテル藤川は結果としていい具合に一周できたのが良かったというか、
あんなに沢山建物があるとは思っていなかったのでその点でも面白かった
HP巡るとたいてい建物1-2個しか紹介されてなかったもんな。
どこでも行って見るものですが廃墟巡りは危ないからそこそこにしとこうねというわけで終わり